颯大と李亜

□インフルエンザ(製作中)
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李亜の冬休みが終わって1週間。
李亜は、午前中で学校から帰ってきた。

「ただいま…」
「李亜?どうした?」
「今週いっぱい、学級閉鎖だって…コホッ…ケホッ…」
「学級閉鎖?で、オマエ、歩いて帰ってきたのか?」
「うん。みんな、インフルエンザだって」

李亜は、そのまま着替えに行こうとする。
「李亜、着替える前に手洗いとうがいな」
「はい」

李亜は洗面所へ行く。
手洗いとうがいをして戻って来たかと思うと、着替えてベッドに潜り込んだ。

「オマエも調子悪いのか?」
「ちょっと…身体…ケホッ…ダルい…コホッ…」
「熱計れ」

オレは体温計を渡して、パソコンで仕事をする。

ところが、いつまで経っても、李亜がオレを呼ばない。

ベッドを見ると、顔を真っ赤ににして、寝てた。
脇にはさんだままの体温計を見ると37.8℃。

「無理してんじゃねぇよ…」

とりあえず、アイスノンと冷えピタで熱を下げる。

「ケホッ…ゴホッ…ゲホッ…はぁ…はぁ…」

咳が苦しいらしい。
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