shortDream3

□投げやりアドバイス よっつめ
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次の日の学校。
もうお決まりとなってしまった黒羽君訪問タイム。


「‥今日はどうした。少年よ。」


遠い目でそう聞けば、黒羽君は答えた。


「あのな、この間例のあの子とメアド交換したんだけどよ。」

「はぁ。」

「それがいつ電話しても出てくんねーんだよなぁ。」


私の頬がひくっと引き攣るのがよく分かった。
私は今日も溜め息を吐きながら、呟くのだ。

少年よ、それはだね。


いつ電話しても話し中ってそれ着拒だから

(なんでなんだろーなー。)
(君のポジティブさがたまに羨ましくなるよ、本当に。)



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