shortDream3

□投げやりアドバイス ひとつめ
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「なぁ、楓。俺の恋の相談、乗ってくんねーか?」


ある日クラスメイトの黒羽快斗君が、突然そんな事を言ってきた。
は?と呆然と彼を見ていると、黒羽君は照れたように頬を掻きながら、「駄目か?」と聞いてきた。

ちょっと待って。私黒羽君と話すの今が初めてだと思うんだけど、なんで急に名前呼びなの?別に構わないけどさ。
というかそんな奴にいきなり恋の相談とか、この子は一体どうしたんだ。
他にもたくさん相談出来そうな人はいるだろうに。


「別に良いけどさ。黒羽君は良いの?君なら他にもたくさん相談できそうな子、いるじゃない。」


すると黒羽君は、オメーじゃねーと駄目なんだよ!と身を乗り出してきたので、私はたじたじになりながらなら良いけど、と頷いた。


「言っておくけど、私そういうの苦手だからね?」

「良いって良いって!」


こうして何故か、私は黒羽君に恋の相談、そしてアドバイスを頼まれたのだった。



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