shortDream3

□名探偵コナンとかまじっく快斗とか
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「‥‥。」


どうも、今日は、楓です。

ひょんな事からこの世界、名探偵コナンの世界にトリップしてきてしまい、なんとか別次元の人間だという事にあの工藤新一にすらバレずにやっていたりする私です。

そしてとてつもなく美味しい設定付きだったり。
私と工藤君と毛利蘭ちゃんは幼馴染だそうで。

なんつー美味しい設定なんですか?!本当に!もう!!!


そしてトリップしてきたのは原作前の中学3年生3学期。
なんでそんな微妙な時期なんだとはじめは突っ込みたくなりましたとも。はい。


でもまぁなんとかなんだかんだでやってきたんですよ。はい。

そして考えに考え、高校は江古田高校に通う事にしました。
なんでかって?そりゃぁ彼等に会いたいからですよ。(何故か蘭よりも新一が必死に止めてきたけど)

そして只今高校2年生をしております。
この意味分かりますよね!
そう!!黒羽君があの怪盗キッドになるのです!!ひゃっほぅ!
異様なまでなテンションの高さですがそりゃもう怪盗キッド大好きな私なんだから仕方がない。

で。冒頭のあの沈黙は何かと言いますとですね。
私が一番楽しみにしていた瞬間がきたので驚きのあまり目を見開いて硬直してしまっていたのです。

え、だって聞いてないよ。今日だなんて。
心の準備してなかった。ちょっと黒羽君なんで言ってくれなかったのHey you!私と同じく驚いている黒羽君!!


「白馬探です!!」



嘘でしょう?
もうその一言しか思い浮かばなかった。

怪盗キッドも好きだけれど、この江古田高校に来た一番の理由が白馬君を見たいからだったりするのだ。

他の女子の黄色い悲鳴を遠くに、私はそれ以上白馬君を見ているとどうかなりそうだったのでバッと窓の外を眺めた。
あー、今日は空が青いなー。


「ヨロシク…」


嗚呼、白馬君の声が聞こえてくる。
此処が天国か、そうか…。
なんてぼんやり考えていると、とんでもない事が起きたのだ。


「それじゃ、白馬君、貴方の席はあそこの空いている席よ。」

「はい。分かりました。」


わーわー、白馬君どこの席なんだろう。
空いている席っていったらどこだったっけなぁ、
えっとー、えっとー…


「‥あの。」


ん?!ちょ、ま、待てよ。
空いてる席って、


「…あの?」

「はいぃ!?」


私の隣の席だ―――ッ?!


白馬君に突然話し掛けられ、上ずった声が出てしまった。恥ずかしいなぁもう。

見れば白馬君もきょとんと目を丸くしたあと、くすくす笑っていた。
こんな近くで白馬君の笑顔が見られるなんてなぁ。
っいやいやそうじゃなくて。


「これから宜しくお願いします。」


にこやかにそう告げてきた白馬君。
こりゃぁ大半の女子がやられるわけだよ。

でもね!私にはポーカーフェイスってもんがあるのだよ!
‥なーんてただ言ってみたかっただけなんですけれどもね。

頑張って笑顔をつくりながら私も自己紹介をした。


「うん。こちらこそ宜しく。私は雨音楓!」


ああああしまったああああ勢いで手差し出しちゃったよバーロー!!!

慌てて引っ込めようとしたけれど、その手をそっと掴まれた。
え?何?ごめんなさい?


「貴方の様な可愛らしいお方の隣の席になれるだなんて、嬉しい限りです。」


そう言ってから白馬君が私の手の甲に唇を落とした。

えあああああああ?!こ、うええええ?!


「私も白馬君が隣の席で嬉しいな。」


これでも頭の中はパニック状態です。


結局授業は表面上はしっかり受けたように見せかけたけれど、実際は全く内容が頭に入ってこなかった。
心なしか白馬君がずっとこっちを見ているような気がするし。
あと快斗も。

そして放課後になるなり快斗がこちらに近づいてきた。
何さ何さ何さ!そんな不機嫌そうな顔してずんずん近づいてきて!怖いなぁもう!
まぁ格好良いには変わりないんだけれどもね。だから困るんだよこれだから快斗は。


「何?快斗。」

「‥帰るぞ。」


突然の帰るぞ。

思わずぽかん、と快斗を見つめる。


「ほら、はやく支度しろよ。」

「え?あ、はい、」


なんかよぅ分からんが仕方がない。快斗君と帰れるなんて嬉しい事この上ないし。

そんな事を思いながら帰り支度をしていると、白馬君が声を掛けてきた。


「楓さん。もし良ければ僕と一緒に帰りませんか?」


突然のお誘い。

うええええ?!ま、まさか白馬君が話し掛けてくれるなんてそしてまさかお誘いまで!こ、これは断れな


「残念だったな!コイツは先に俺と約束したんだよ!」


勝ち誇ったような笑みを浮かべて私の腕を握った快斗。
え、あ、うん、そうだけどさ。でも白馬君と帰りたいかも


「ほら!行くぞ楓!」


分かりましたごめんなさい諦めますから腕あんまり引っ張らないで痛い痛い痛いいたたた


「っごめんね!白馬君!」


それだけ叫んで鞄を引っ掴んで快斗に腕を引っ張られながらその場を後にした。

なんなんだ!このワンコは!!!









終われ.

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