longDream2 †grudge resldece† 〜恨みの館〜

□第漆話 1チーム目もバラバラに・・・
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今度は大人数・・・・・あはは・・・・どうなるかな・・・・
どちらにせよ・・・・・此処に来たには・・・・・皆死ぬんだから・・・・。


・・・・・そう・・だな・・・・人間には死んでもらわないと・・・・・・



奴らみたいな目に合わせてやる・・・・・













「・・・・・ん・・・?」



イギリス、アーサーが急に立ち止まり後ろを振り返った。





「どうかなさいましたか・・・?」




「あ・・・・いや・・・、今・・・何か声が聞こえなかったか・・・?」





「声・・・・ですか・・・?私は・・・何も聞こえませんでしたが・・・、」




きょと・・とした顔で菊は言った。




「どうしたんだい?」



「あ・・・・いえ・・・・アーサーさんが何方かの声を聞いたそうです。」





「声・・・?誰のだい?」




「・・・・分かんねぇ、」





「ふ〜ん・・・・。変なの。まぁアーサーは昔から何も無い所に話しかけたりしてるし・・・
それのなんかじゃないかい?」





「Σなっ・・・そっ・・それは妖精さん達と話し・・・・」





「変なアーサーはほっといてさっさと行くんだぞ〜っ!」





「・・・・・・・」




ぐすっとアーサーが拗ねる。
そんなアーサーを見もしないで歩き出すアルフレッド。




「Σあっ・・・・とっ・・・とりあえず、行きましょう、アーサーさん;」





そんな皆の様子を少し離れた所で見ていた龍花は、
自分の隣にいたマシューに話し掛けた。


「・・・・・・マシューさん、」





「マシューで良いですよ、・・・何ですか?」




「・・・皆っていつもあんな感じなの・・?」




私はマシューに言われた事に頷いて敬語、無しねと付け足しつつそう尋ねた。





私がそう尋ねると、カナダ、マシューは微苦笑して答えた。





「はい。」





「・・・・そっか、」





私はきっと心の中の何処かで羨ましいと思ったに違いない。





「僕からも質問、良いかな、」





急にマシューがそう言った。
私は断る理由も無いので良いよ、と答えた。






「・・・・さんは・・・・・、」






「・・・・ぇ?」






「龍花さんは・・・」







「っあ、龍花で良いよ。」






「あ・・・うん。えっと・・・・龍花・・・・は・・・・、
龍花の居た世界は・・・・どんな感じでしたか・・・?」





「・・・・・っ、」






「あ・・・・えっと・・・・答えたくないのなら良いから・・・、」






私は首を横に振ってううん、大丈夫。と言った。



どうして皆同じ様な事を訊いて来るのだろうか。
この人もまた・・・・・・






「とてもつまらない所。」






「・・・・・ぇ・・・・、」





それ以上私が何も言わなかったからか、マシューも何も言って来なかった。


その時、アルフレッドがある場所を指差しながら言った。





「・・・・・っあれ・・・?あれは・・・・何だい・・・??」





「・・・・・何でしょうか・・・?」





ずっと皆がそれを見ていると、それが動き、こちらを向いた。
それは何も言わずにこちらを見て、にっと笑った。




「・・・・・っ・・・アっ・・・アーサーっ!あっあれ・・・君の友達かなんかかい?!」





「ちっ・・・違ぇよ・・・;」





それはだんだんこちらに近付いて来た。
皆は身の危険を察したのか、逃げ出した。
皆、別々の所へ。



チームはバラバラに。
さて・・・・・どうなるのか・・・?















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