男嫌いのお姫様

□迷子の私
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「イチゼロキュウ??」

今雪湖は有名なファッション店『109』の前に居るのですが・・・。
東京にもファッションにも興味がないため
普通の子なら・・・
「キャー!!マルキューだわぁ!!お洋服みたーイ!!!!」
とかなんとかなるのですが、雪湖は全くわかりませんでした。


ひざまずけ!!あがーめろたてまつれ〜♪(着うたです)

「!!あっ、携帯あったの忘れてた!!」


そうなんです!!雪湖が神奈川から引っ越すさいにお父さんとお母さんがプレゼントしてあげたのです。

母「東京は治安が悪いと聞くし・・・お父さんと相談してかったの」
父「向こうに着いたら電話するんだぞ、離れていても家族は一緒だ。」



「お父さん・・・お母さん。・・・・・・じゃなかった!!早く電話に出ないと。(ぴっ!!)もしもしどちらさまでしょうk

宍『このっどあほおぉぉぉ!!!!!(`Д´メ)』
「その声は亮ちゃん!?」
宍「亮ちゃん!?じゃねーよ!!待ち合わせ時間とっくに過ぎてんのに今どこにいるんだよ!!!!!????」
「うんとねー・・・イチゼロキュウって建物の前にいるよ!!」
宍「イチゼロキュ・・・・まさか、数字の109の建物か??」
「そうだよ!!」
宍「雪湖読み方違うし。ってかなんでそんなとこにいるんだよ!?右の出口って言ったのにお前左に行ったんだろ!!」
「・・・ドンマイ(^◇^)」
宍「ドンマイじゃねーよ!!ほんっっっとに激ダサだな!!今から行くから動かずに待ってろ!!!!!!!」
「えっ、ここでまってるの!!?」
宍「いいか雪湖、そこから動いてどっかいったら・・・・・おまえの昼飯抜きだからな!!」
「ちょ!!そんn(Σぶちっ・・・ツーツー)切られた」


しょうがないからいい子に待ってよう。


雪湖は近くにあった日蔭のあるベンチに腰かけて待つことにした。
 

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