花屋の小さな怪物

□2輪
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「あれ、なんか神楽ちゃん助走つけて走っていったんですけど。」
「・・・なにする気だアイツ。」



「ほわちゃあっ」

『え、』



ズガーン



「「『ええええ!?』」」




声が聞こえてぱっと後ろを振り向くとこっちにむかって足を振り上げているチャイナ服。


気づいたら目の前に穴が空いていた。




「ちょっと神楽ちゃん何やってんの!?なんでかかと落とし!?」


「こいつすごいネ!よけたアル!」




「おいおい、よけたアル!じゃねえよ。お前は馬鹿なの?お前の国じゃ挨拶はかかと落としなの?・・ありえるか。」



「違うヨ、こいつここで働くってことはきっと強いアル!だから実力みてやろうとしたネ!」


「あのね、実力とか意味わからないから。全国の花屋さんの女の子はみんな可憐なの、わかった?」


「ちょっと銀さん意味わからないから、てか女の子は!?」



ばっ

3人が女の子の存在を思い出し振り向くと










鼻血を垂らした名前がいた。


『(な、生万事屋…キタァァー!)』
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