花屋の小さな怪物
□13輪
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どうもみなさん。志村新八です。
今はトロピカリーランドに向けてバスに乗っています。
みなさんだったらこの状況どう止めますか?
「ちょ、俺のトッキー!返してェェ!」
『銀さんさっきうちのポッポ勝手に食べたでしょ!』
「いやいや、本数考えて!?銀さん一本しか取ってないから!なんで名前ちゃんそんな鷲掴み!?」
『ちっちぇんだよ白髪オヤジィィィ!!!』
「おいチャイナ、バスん中で酢昆布なんか食うんじゃねぇくっせぇな」
「黙れヨサド。このおじさんの脇みたいな酸っぱさが良いって分からないなんてお子ちゃまアルな」
「お前の口からそのおじさんの脇みたいな臭いしてることに気づけ」
「おい山崎ィィィィ!マヨネーズが足りないんだけどォォ!」
「もう十分かかってますからソレェェ!!…ゥプッなんかそれみてたら俺が酔ってきた…」
「おし、お前今からこのバス飛び降りてマヨネーズ買ってこい」
「死ねってか!?死ねってか!?」
「あの時のチューパット少女と一緒ならトロピカリーランドの中で就職できる気がするぅぅ!!!!!!!!!!」
「お妙さんんん!ぜひ勲の膝の上にす…バキッ」
「あらやだ、人間専用のバスにゴリラが紛れ込んでいるわ。さ、はやく国に返してあげましょう」
「お妙さんんん!高速走ってるバスの窓から落とされたら勲国に帰るどころか天に返っちゃうんですけどォォ!!てかまずゴリラじゃな…ドカッ」
「お妙ちゃん、そのゴリラの処分は僕に任せてくれないか」
「若!そのような野蛮なものに触れないで下さい!もし触るのであればこのオイルで緩和を…」
『遊佐さんまじ仕事選んでェェ!!そんでもって東条さん!今から槍使いに転職しましょう!』
「名前さん、中の人事情はダメでさァ」
『…じゃあせめて東条さん、名前愛してるって言って下さい!!』
「おいおい名前ちゃん、これは東条だからねぇ、槍使いのナイスガイじゃないからねぇ。ちなみに多串くんもパーリーしないからねぇ」
『まちゃむねさむわああああああ!!!!!!!!!!!』
「うっせぇぇぇぇ!!!!いい加減みんな黙って下さい!!!」
シーン
「え、なんですかみんなしてその目は」
『いるよねこうゆう奴』
「いい子ぶってしらけさせちゃう奴な」
「「「「あーあ」」」」
「僕もう帰っていいですか」
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