花屋の小さな怪物

□7輪
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名前の水曜日


8時30分起床


『眠い〜。』


8時45分ベッドから出る


『ぎゃあああ!!やばい遅刻!!』


5分で洗顔、歯磨きなどの身支度を終わらせる


9時5分花屋到着


『ヘドロさんごめん!5分遅れちゃいました。』


「大丈夫ですよ。じゃあ店番頼みますね。」


花の注文かなんかに行ったヘドロさんをお見送りしてエプロンをつけ花を店の前にだしていく。


そして鉢植えの花に水をやり、雑草抜き、花瓶の水を変える。



9時30分仕事終了


『あー、終わった。後は店番だけだ。その前に朝ご飯。』


万事屋にダッシュで行く。
『ぱっつぁんおはよう!』
台所にいる新八に挨拶し、冷凍庫を開けチューパットを一本とりダッシュで店に戻る。この間かかる時間は30秒。


万事屋の冷蔵庫には名前の朝ご飯を入れてもらっている。
毎朝遅刻しそうで食べる時間がないからどうしようと悩んでたときに思いついた作戦だ。

たまに一本なくなったりしている時があるが、そうゆう時は銀時のいちご牛乳をパクる。



『やっぱ朝はチューパットに限るわ〜。たまーにペピコもいいね。』




名前の朝ご飯はだいたいチューパットだ。





『あ、いらっしゃいませ〜。』

「花束を頼みたいのだが。」


『畏まりました〜。どんな感じの花束にします?(九ちゃん来たあああああ!!!!!!!!!!)』


「・・大切な友人へのプレゼントなんだが。」


『(お妙さんかな。)少々お待ちくださいね!』









『こんな感じでどうでしょう!』



マリーゴールドと桃色のスターチスに鈴蘭の花束。



『そんなに大きな花束じゃないですけど、マリーゴールドには友情、スターチスには永遠不変って意味があるんです。』



ヘドロさんの花屋に花の季節は関係ないんです。無敵なんです。



「ありがとう。すごく気に入った。さっそく渡してくるよ。」


『どうも〜!』








『九ちゃんとお妙さんにはずっと仲良しでいてほしいな。』







その後、記念日やらお見舞いで花束を買いに来た人もいたがあんまり客は来ない。






『今日も暇だなあ。』








「名前〜〜〜〜〜〜!!!」



11時過ぎると元気よく神楽がやって来た。
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