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ナルト関連のお話

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感想または誤字など何かありましたら拍手に\(^o^)/
◆ほもれず 


サスケ君と私は付き合っている。付き合って1ヶ月になる。

周りの面々はまだ信じられぬようだ、私とサスケ君が付き合っているということに。

それもそうだろう。私とサスケ君では到底釣り合っていない。女の子にモテモテのサスケ君と目立つ部類ではない私。
自分でも釣り合わぬと思うし、そもそも彼とそういう関係になるとも思っていなかった。

だって彼は私を好きではない。そして私も彼を好きではない。

互いの利益の一致、といったところか。

実を言うと、サスケ君はナルトが好きなのだ。ホモ、ではないと本人は主張する。男全般ではなくあくまでナルトだけなのだと。

そして私は、サクラが好きだ。レズではない。サクラだからこそ、好きなのだ。

お互いに叶わぬ恋をしてるからこそ、分かったのだろう。サスケ君がナルトを見ていることに。私サクラを見ていることに。


「お前、サクラのこと好きなんだろ」

「サスケ君、ナルトのこと好きでしょ」


ラブかライクかの説明なんていらない。私たちが同じような恋をしていることなどなんとなく察していた。


それを知った上でサスケ君は私に言った。「俺と付き合え」と。

女避けの意味とナルトのおさななじみという立場があったからだろう。

そして私もそれを了承した。

何故なら、これでサクラも私を見てくれる。友達としての一番にはなれなかった。きっと良く話すクラスメートくらいだろう。

だけどサスケ君と付き合えばそれも変わる。

サスケ君大好きの彼女はきっと私を憎く思うだろう。

私に、一目おくであろう。


「だからサスケ君と付き合って良かったと思ってるよ」


サクラが私にぎこちなくなった。

時たま睨んでくるようになった。

笑顔がひきつっている時が多々ある。

ただのクラスメートの位置から上がったや。嬉しくて嬉しくてサスケ君に言えば。


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携帯のメモにこんなものが。

ナルト←サスケ←サクラ←夢主 の図

夢主はナルトの幼馴染み。

利害の一致ということで仮面夫婦ならぬ仮面恋人を演じる二人。

2012/10/08(Mon) 11:10 

◆愛しい者を殺したデイダラの独白  


「オイラ、あいつを愛してたんだ。大好きだったんだ。離したくなかったんだ。

傍にいると心がほんわかして、誰にも邪魔されずいつまでもこうしてたい。何度もそう思った、うん。

だからなんでオイラがあいつを殺しちまったのか、分からない。

束縛、とは違う気がする。旦那と話しててもオイラ平気だったし。

なんでだろう、なんでだろうな。

それとも巻き込みたくなかったのかもしれねえな、うん。あいつに辛い想いをさせたくなかったのかも。

結局オイラの我が儘と自己満足なのは確かだ。あいつに何かを求めていたんだ。うん。

でも、うん、ちょっと後悔してる。

あいつ、もう肉の塊なんだな。

流石のオイラも肉の塊は愛せねぇや」




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彼女を殺しちゃったデイダラの独白

書いてみたいお話なんでメモ

2012/08/27(Mon) 19:55 

◆角都さんと夜ふかし娘 


「ふわあ〜…」

「なんだ、早起きだな」

「え?あぁ、いや、寝てないけど」

「…寝てないのか?」

「うん、昼寝したら寝れなくて…」

「まったく…。どうでもいいが、これから任務だ」

「は?」

「デイダラが受けるはずの任務があったんだが、色々問題が起きてまだ帰ってこれていないそうだ。

だから代わりにお前が行くことになった」

「え、え、私これから寝るつもりだっただけど」

「早くリーダーのところに行け」

「ええええそんなあ…」

「たった一日寝ないくらいで騒ぐな」

「寝てないせいか頭痛いんですけど」

「知るか」

「うわー…最悪だ、ちくしょう」

「文句ならデイダラに言え」

「帰ってきたら殴ってやる」

2012/08/27(Mon) 09:50 

◆お父さんシカマルと仮病娘 


「あー…ねえお父さん」

「なんだ」

「なんか、今日熱っぽいかも」

「そうか」

「…頭痛い」

「薬飲むか?」

「あ、うんありがと。お腹もなんか痛い…」

「腹痛の薬は…」

「え?や、その、薬とかじゃなくって、その、学校、行くのつらいなあ」

「そうか」

「う、うん」

「きつくなったら早退で帰ってこい」

「…や、ほんと行くのも」

「とりあえず行け。無理だったら帰ってきてこい」

「……………ッチ、はい」

「今の舌打ち、」

「え?ああなんでもないよ??うんじゃあいいよもう行ってきまーす!」

「(こいつ…)」

2012/08/26(Sun) 21:33 

◆サソリさんの教育 


「いいか」

「あい!」

「頻繁に女とヤる男は指の爪が短い」

「やる…ゆびのつめ…」

「そうだ。最近していないやつは指の爪が長い」

「あい!しつもん!」

「なんだ」

「なんでつめのながさでわかるの?その、やる、こと!」

「それはだな、爪が長いと女性器を傷付ける場合がある」

「じょせ…き?」

「女性器とはお前の…」

「旦那ァ!こいつに何教えてるんだよォ!」

「あ?なんだよデイダラ、邪魔すんな」

「聞くに耐えねえよ、もう…!こいつはまだ6歳なんだぜ?なのに教えてる内容…」

「こいつも女だ。将来役立つだろ」

「少なくとも子供にする話じゃねえだろ…うん…」

2012/08/26(Sun) 20:15 

◆マダラ様 


「おい、飯はまだか」

「え?さっき食べたじゃないですか」

「…」

「…やだマダラ様もうボケ始まって…いだだだだ」

「腹が減った。なんか用意しろ」

「えええ???」

「早くしろ」

「さっき食べたのに…あ、もうそんな睨まないでくださいよ分かりました」

「ふん」


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マダラ様かんわい!!!

2012/08/26(Sun) 19:43 

◆シカマル君と夏休み 


「夏休みの宿題で、数学の、ほら、プリント、やった?」

「あ?…まだやってねぇな」

「おお!シカマル君お願い!コピーさせて!」

「はあ?」

「なくしちゃった」

「お前…バカだろ」

「失礼な!バカではないよ」

「どうせあの汚ねぇ部屋の中に埋もれてんじゃねえの」

「うううるさいなあ!とにかくお願いします!」

「…まあいいけどよ」

「やった!あ、じゃあお礼にアイスあげる」

「別にいらねえ」

「スイカバーあるよ、家に。おいでおいで」

「…今から?」

「うん」

「めんどくせー」

「クーリッシュもあるよ」

「物で釣ろうとすんな。行かねえぞ」

「ちぇー」

2012/08/26(Sun) 19:27 

◆弟飛段について友人と語る 


「弟さん、飛段っていうんだっけ。かっこいいよねー」

「そう?」

「うん。ねえねえ、紹介してよ」

「えええ?」

「ねえお願いー」

「うーん、いいけどさあ…」

「ほんと?!やった!」

「うん。でも」

「ん?」

「ドMだよ?」

「え?」

「変態だし、裸族だし、空気読めないよ?」

「え、え、なにドМって」

「マゾヒスト」

「そういうことじゃなくって」

「え?」

「え?」

「しかもあれだよ、飛段血に欲情するからね。この前もコップ落として割っちゃって、拾ったら指切ってさあ。そしたら飛段それ見て…」

「…ごめん、やっぱ紹介の件はなかったことに…」

「えええ?いいの?」

「うん…」

2012/08/26(Sun) 19:19 

◆我愛羅←女の子 


我愛羅様のこと、私は愛しているの。始まりが里と里を繋ぐ策略的結婚だとしても、深く愛しているの。

彼の横顔を見るのが楽しくて。彼が書類をまとめている姿を見るのがまた楽しくて。時折疲れたようにため息を吐くのを見るのも、また楽しくて。

我愛羅様を見ていて飽きない日は来ない。来るはずもない。だって愛しいのだから。

愛って人をバカにさせるのね。今の私、たぶん盲目的に我愛羅様を愛している。


「…ねえ」


なあに?名前すら出てこない脇役A。またの名を私の友人A。


「あなたと我愛羅様の思い出話を、私聞いてるのよ」


ええ分かっているけど、それがどうしたの。


「……」


友人Aは気まずげな顔をして視線をそらす。一体なんなのかしら。意味が分からない。

ちゃんと答えてあげてるじゃない。思い出話。

あー…あと、そうね、今日も朝すれ違ったの。

そのとき我愛羅様疲れたご様子でずっと俯いていらっしゃったの。

心配だわぁ。早くお部屋に行きたい。行ってみたい。行ってみたいわね。


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一方的な女の子

我愛羅は他に好きな子がいる設定

2012/08/08(Wed) 03:50 

◆仮面の男の不毛な恋 


ぎゅううと抱きしめられた。血の滴る腕で抱きしめられた。当然、私の服にも血が張り付く。汚らしい、汚らしい赤黒い血が。


「…ッ離して!」


じたばたと男の腕から離れようともがく。

冗談じゃない、冗談じゃないわ、こんな男の腕の中でじっとしているだなんて出来るわけがない。

だけど男は抱きしめる力を緩めなかった。ぎゅうと力強く私を抱きしめ続けた。

私がどんなに頭や背中を殴ろうと、罵声を浴びせようと、彼は離さなかった。

「なんで、なんで離してくれないの」

「離したらお前は逃げる」

「当たり前じゃない…!人殺し、人殺しの癖して、私に触れないで」

「相変わらず清いな、お前は」


くつりと喉を鳴らす男。嫌な予感がする、と思った瞬間抱きしめていた腕が地面へと押し倒してきた。

生暖かい土に頭がぶつかりつい星が目の前で煌めけば、男は見えない表情で笑う。


「だからこそ汚したくなる」

「…はなし、離して!神様ぁ!」

「神に祈るか。そうか、祈ればいい。そして神がいないことを痛感すればいい」


男はそっと私の服に手をかける。

まさかこいつ、じわりと目に水分が湧いてくるのを感じていれば男が涙で歪む視界の中で仮面をゆっくり外していくのが見えた。


「お前は一目見た時から、汚してやろうと思っていた」


そう言って綺麗な唇が仮面から出てきた瞬間、私の唇に合わせられ呼吸が一瞬できなくなった。

一体、どうして、こんな、こんなやつに、

神様どうかこの男に早く天罰を与えてください。


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シスター?的な?神様を盲目的に信じる女の子って可愛い!そんな女の子に恋する仮面の男!仮マダラ!

2012/08/05(Sun) 02:45 

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