sweet story 【日常編】
□復帰後初任務
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復帰して初めての任務はセンパイと一緒だった
ランク的には低い方だし、敵の数も少ないから大丈夫だと思ったけれど、スクアーロが一応念の為…とマーモンを同行させた
「ボクの報酬は今回のキミ達の分、それぞれ50％を口座振込でいいよ」
「うわー、ぼったくりー」
「マーモンの分はちゃんと出んだろーが」
二人、口を揃えて非難するがマーモンは表情ひとつ変えない
「当然さ。タダ働きなんかするもんか。キミ達からのは…そうだね、サービス料ってとこかな」
「聞きしに勝る強欲ぶりですー」
「ちっ、しょーがねぇな。今回は特別、フランの“保険”ってコトで」
「むー。保険ってどーゆー意味ですかー？ミー信用ないんですかー？」
「いや、そーじゃねーけど」
ちろっと恨めしそうに睨むと、慌てたセンパイがぽりぽりと頭を掻いていた
「だって、そう言う風に聞こえますー」
「オレがついてりゃ心配ないって分かってっけど、一応な。一応」
「ゴホンゴホン」
二人の会話を遮る様にマーモンが咳払いをする
「さっさと済ませるよ」
「Si！」