華咲く乙女の運命

□-伍-
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「わかった。今、行く。」


扉の方に向けていた顔をこちらに向けて言った。


「今日はもう遅い。寝とけ…」


そういい放ち扉の方に歩きだす男。


『あ、すみません…』

「あ?」


こちらに顔だけを向ける。


『あの…お名前は?』

「名か…?」


一瞬驚いたような顔をしたが、すぐに妖しい笑みを浮かべこう言った。


「トラファルガー・ローだ。」

そう言い部屋の外に出ていった


トラファルガー・ロー。
外国の人…?
可笑しな人。

でも、



俺に興味があるなんて…
可笑しな女だ。

にしても、




“どこかでみたような……”



恩人-オンジン-
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