デジモン
□勇気と知識
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光子郎、俺さ、最初はなんにもお前の事知らなかったし興味も無かったんだぜ?
あの夏の冒険が無かったら、お前の事知らないままだったかもしれないんだよな。
お、…おいおい
そんな悲しそうにすんなって。
今は知ってるんだからさ。ま、いいじゃないか
俺さ、あの日デジタルワールドに行って、よかったと思ってる。
いやぁ、知ってたつもりで知らない事が多すぎて、離れ離れになった時は困ったけどな。
ってか、光子郎。
お前さぁ、あん時ちっさかったよなぁ、…あ、今も小さいか。
あ、ちょ、睨むなってー
ヒカリとそんな変わらなかったよな。
まぁ小さい方が可愛いからいいけどなっ
もしかして光子郎怒った?
かぁいいなあ、光子郎は
あぁそうそう光子郎。
俺の家族にならないか?
キョトンとしやがって、このっ
は?
ちょ、俺の精一杯のプロポーズを馬鹿にするのかよ
もしかして分からなかったのか?
真っ赤になってる光子郎も可愛いから好きだけどさっ
ん?
まあプロポーズは早いか、だよな!
まだ中学生だもんな、あっははは
でもさ光子郎
俺、本気でお前のことが好きだ
だからさ、俺と結婚してください
(もちろん返事はYES、だよな?)