Novelette 幕末


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七、鬼窟裏歃血
p.1縁側で自分の病の事を思い煩う夢主、左之さんが「あの世」だの「死ぬ」だのという言葉を使ったものですから次第に恐れるようになってしまいます。どうにか生き延びるよう鬼の生き胆にありつかねばなりません。不知火を食べる処を妄想、生首とか多少グロ表現有ります御注意ください!!
今回夢主サロメっぽくしたかったんですもの…お盆に首ですわ〃∇〃
p.2鬼の気配に弓を手に蓮池へ…!不知火ではなかったので安心して矢を射かけますが当然ハズれ、逆に誘拐されてしまいます。
p.3発作の薬をもらおうと夢主べしゃべしゃのまま山南さんの部屋へ来て何故びしょ濡れなのか、風間に攫われた後の出来事を話します。
不知火に届かない想いとか、血を浴びせられる場面など。
p.4不知火の腕の龍が女という設定は、御免なさい、またまた自分の世界引きずっておりまして『安見児得たり』に由来します。御理解ください。
女性に変わっていく夢主を官能的感覚で見つめる山南さん。ゴーティエ風にしてみましたよ〜////
行為はございませんが、微かに際どいので苦手な方はご用心くださいませ。

八、赫き蜃車 ※
お待たせしました、山南さん×夢主で大人場面です。
十八歳未満また濡れ場の苦手な桜姫様方は御遠慮くださいますよう願上げます。

九、仇惚れ毒姫
事後のお話。
御免なさい、進展とかはありません。山南さんの少々病み気味な夢主への執心。人の世と決別の心を固めていきます。そして天狗は何故我が子を育てないのか気づいていく夢主。完結です。

舟の夢   一、錦小路の雪
p.1始めから申し訳ありません。会話文は殆んど無しです。
『黎明録』よりも前の頃、薩摩の定宿に滞在している風間と天霧(勿論風間のお守りでクタビれ気味)。二人がそこにいる背景などチマチマ連ねています。無用と思われる方は次の頁(夢主が登場します)からお願い致します。
p.2集金の途中で咳が止まらなくなった夢主を天霧さんは窓から見つけます。風間からもからかわれ迷っていましたが、どうやら決心、宿の三畳間で休ませようと誘いに行きます。
p.3火鉢を挟んで向かい合う天霧さんと夢主ですが、夢主が咳ばかりしていてロクに話もできません。
夢主が帰って行った後、仲居が夢主の身の上について天霧さんに喋りまくります。

二、お掛け取り様がやって来た棚幡(たなばた)
p.1御免なさい、また退屈ページです(汗)。前の章から一年半経っています。漬物の代金を取りに遣られる夢主。池田屋事件からひと月も経たない頃の洛中です、商人は新撰組をよくは思っていません、屯所へ使いに遣られるのは夢主にとってもまた甚大な不運、壬生狼の悪口とか思いますので〈そういうのはムリ、ダメ、読みたくないっ〉という方はご遠慮ください。自分の身の上とかいろいろ思いつつ町を歩いていく場面なので会話もございません。ご了承願いあげます。
p.2お待たせ致しました。やっと屯所に到着です。(大まかな話のスジと関係ないものは省きたいと思われる桜姫さまはこの頁からお読みいただくとよろしいと思われます★)
勘定方が湯治中だからと追い返されそうになりキレる夢主、沖田土方両氏に食い下がります。
p.3晩御飯食べながら、千鶴の仕事手伝いながら、どうにか金子を回収しようと舌鋒鋭く立ち向かってるつもりの夢主。

三、九日(ここぬか)九つの鐘
p.1沢庵の代金がもらえない夢主、質草にと隊士達の刀を持ち出そうとして沖田さんに見つかってしまいます。
土方さんから大目玉で逆ギレ、「百姓の癖に」と楯突いて土蔵に閉じ込められてしまいます…。
p.2土蔵の中の夢主、沖田さんの差し入れ(?)の豊玉発句集を読んでいて寝てしまいます。夜中沖田さんが出しに行くと、期限を告げるお寺の鐘が……

四、英多(あがた)屋の栄華
p.1勘定方が屯所に戻りました。河合耆三郎さんという人は皆さんご存知かと思われますが、念の為、実在の人物で池田屋でも活躍しました。(そろばんも剣もできる!!NHK大河ドラマには登場したそうですが、丹甫は視ていなかったんです…。)播磨出身とか、船場は平野町に妹さんが嫁いでいるとかいう挿話は史実です。
期限を過ぎてしまい、夢主は代金を要らないと言います。夢主の訛りから船場出身ではないかと気づき、更に十五年ほど前まで大店だった漬物問屋の娘だと判り愕く河合さん。
p.2引き続き河合さんが夢主の実家の過去の栄華を語ります。絢爛豪華ぶりに近藤さん達も唖然。沖田さんは夢主を両親の悪い処を寄せ集めたようなコだと呆れます。
p.3河合さんの勧めで賄い方の補助に入る事になった夢主。
仕事が決まった旨土方さんと沖田さんが伝えに行くと、御勝手で糠床を仕込んでいます。そして、豊玉発句に批評を……?!

五、戦争と西瓜〜千景も遊んでいた訳ではない〜
p.1すみません、また退屈ページです(汗)。夢主出てこないんなら読みませんことよ〜っという姫様には暫らくお待ちいただいて…★
だって気になるんですもの、新撰組と遊んでいるとき以外ちー様達って何をしていたのかと…。薩摩藩とどんな関わりをしていたのか本編で殆んど言及がなかったので、この度文献読んで勉強(?)しましたっ(←日本史よく知らない奴)。歴史ですから、ちょっと解釈がヘンでも御海容ください。先ずは薩英戦争から!
p.2薩摩の高崎左太郎というヒトも実在の人物です。日本史を選択された方は御存知かと思います。[お由羅騒動で父親は切腹、本人も十五歳になるのを待って奄美に遠島になった苦労人]
文久三年八月十八日の政変に至るまでのちー様達。高崎や公家の中川宮らと右往左往の日々。お砂糖の製造過程を初めて聞いて呆然とする鬼二匹など。
p.3横濱を鎖港するか否かを巡り諮問機関である参与会議は崩壊、新しい求心力の必要性を認めざるを得ない高崎。遂に西郷が上洛します。
p.4鬼の里から呼び戻され、池田屋を探る天霧と千景。
天霧は漬物屋からいなくなった夢主を案じていました。彼女は屯所にいると風間から聞かされ大慌てで出掛けて行く天霧さんです。

六、楫枕、行方いづくと
p.1屯所をお掃除しまくる夢主に辟易する土方さん達。
御勝手で糠床をかき混ぜる夢主の後ろ姿に沖田さんはいろいろ想いを巡らせます。
p.2夢主対沖田さん、台所の合戦?!
p.3お盆休みをもらって姉の店へ出かける夢主。沖田さんがこっそり尾行します。
p.4夢主がもしや現れるかと千景の助言(?!)で川岸を散歩していた天霧さん、長州の情勢など思索に耽っているつもり……で、夢主を見つけます。なので、いきなりゲベール銃の話とか挟まります、適当に読み飛ばしてください。
p.5母親への胸に溜まった気持ちを吐露する夢主。どうしても心が抑えられなくなったら自分を呼ぶように、と天霧さんは笛を渡します。
二人の話を聴いていた沖田さんは夢主が去った後天霧さんを呼び止めて…

七、京が燃える夜
p.1禁門の変。新撰組に会津から出陣の命令がくだります。勿論夢主は山南さん平助と沖田さんと居残り組です。
退屈した平助はお喋りの途中、池田屋で自分を殴った相手の話を聞かせます。それは天霧さんなのでは…?と動揺する夢主。
p.2留守番中、沖田さんは夢主に天霧さんのコトを訊いてみようかと悩みます。咳をする沖田さんを夢主は「労咳?」と嘲笑しますが何だか本当に死ぬようで不安に襲われます。折しも町は劫火に見舞われ、夢主はこっそり飛び出して……
p.3火災の場面がムダに長いです。適当に読み飛ばしていただく事にいたしまして……。炎を茫然と眺めている夢主を沖田さんが探しあてます。
半分意識を投げ出しそれでも歩いて頓所に帰り着くと、この世が消えていくような耐えがたい無常の念に襲われます。沖田、消えたら厭や…!などと気が付いたら想っている場面。



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