Novelette 現代


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2、多分神父さんの呪いで恋がズラかった思い出
大体八年前、ボランティアで養護施設の学習指導員をしていた左之さん(大学生)。と、十五歳だった夢主。心が通うのかなと思っていたら左之さんの日頃の女関係の奔放さがアダになって自然消滅になった二人の思い出。

3、こまっしゃくれた子供――思い出す側、出される側――
p.1島田さんに代って蛍光灯を取り換える夢主、を叱る左之先生を見ている千鶴。
廊下で左之先生を追い駆ける夢主に薫は気づきます。
p.2或る魂胆から原田先生を諦めないよう千鶴を励ます薫。
養護施設で夢主に構ってもらえなかった日々を思い出します。

4、夕間暮れ、迷子になってるのは俺の方だって気がする
p.1左之先生を千鶴から引き離す為、嫉妬させようと総司が一計、夢主に近づこうと試みますが…
p.2今度は夢主から左之先生の心を遠ざけようと薫が彼女の過去について左之先生に吹き込みます、が、軽くあしらわれてしまいます。
そこへ夢主と薫のいた養護施設の子供が高校へ向かっているらしいという連絡が入り、何故か一緒に探し回るハメになる薫。

5、煙草と涙はラタンの衝立越しにも漂う
p.1破れたスカートのスリットを千鶴に繕ってもらう夢主。原田先生に告白してもいいかと訊かれ、あんなのはタラシの標本だと気のないフリをして背中を押してしまいます。
p.2千鶴が原田先生と付き合い始めると、夢主が大丈夫かと何故か気になる総司。お茶しながら無愛想な会話をします。それを衝立越しに薫が聴いているところ。

6、動詞skin 名詞skin
自分を憶えているかどうか、遂に夢主に訊ねる薫。
それから、昔インフルエンザの蔓延する園で、看病に力尽きた夢主が薫の隣に寝ていたとき、夢主にしてしまった事など回想します。

7、ファム・アンファン
p.1文化祭のメイド喫茶の顧問を押し付けられる夢主。
一方鍋を突く双子、千鶴が着るコスチュームに薫は逆上します。
p.2夢主に自分の女装を気づいてもらえず、薫はちょっと寂しく思います。そのうち病的お客さんが来店、薫に絡むのを夢主が撃退しようと威嚇して……
p.3割れたガラスを片づけながら、昔のクリスマスイヴを回想する薫。
夢主は客を自分で撃退した事を原田に叱られてしまいます。

8、ピエ・イエス――ドアの内と外で――
p.1学園での仕事が終わった夢主にとどうにか連絡を取ろうとする薫。養護施設の神父さんから訊き出そうと教会へ出向きます。
子供の頃イブにマリア像を壊した後、物置に閉じ籠っていた薫を夢主が探しにきたのを思い出す場面。
p.2神父さんに教えてもらって夢主に会う薫。夢主の父親かもしれない男性に会ったと騙して部屋へ誘い込みます。

9、チャコールグレーのベッド ※
×薫、ずっと裏です。18歳未満の桜姫さまと苦手な方はご遠慮ください。
前半は夢主攻です…、マザコンみたいになっちゃいました、そんな薫ムリ!と思われる方もご遠慮くださいませ。

10、頼りない灰色に包まれる朝
翌朝、の話。神様がいるような気がするという夢主に薫は婚約したいと言い出します。
数年後二人の結婚を巡るちょっとした騒動。



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