※≪真・三國無双≫※

□≪闇と光で≫
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「馬超」

「曹丕」


私と馬超は、名を呼び交わし
馬超の震える手を握り返し指先を絡ませた。馬超の視線は、私の眼を見据えている。


「曹丕、俺はお前が時々怖いと思う」

「ふん、どうした馬超、貴様とも有ろう男が何を弱気になっている」

私を怖いと思う者が、何故その眼を見据えて語る。怖ければ眼を背ければいい、怖ければ私から離れればよい。


だが

私からお前を離してやる事はないがな

私は、不意に馬超の身体を強引に引き寄せ抱き寄せた。
「そ、曹丕!?」

馬超の身体は跳ねた。

「私の何が怖い?お前は私の何を見てその様に思う」

「俺は、お前のその深い愛情に恐れを抱く時がある。」

「独欲心、か、だが今更、お前を手放してやる事は出来ん。」

私は、馬超の腰に回してある腕に更に力を込め抱き締める。

「私には、お前だけで構わない。お前を手に入れる為なら、
この望みを……………」



「お前は私だけのモノだ。」
俺の耳許で囁く曹丕の声が俺の身体を支配して行く。
「曹丕………ッ…っん…はん………」

「馬超、口を開け」「曹丕…ッ…はぁんンん……………」
曹丕の声に従い唇を開く

すると、曹丕の唇が俺の唇を深く塞ぐ

曹丕の掌に絡まった指が強く握られ、曹丕の身体の下に組み敷かれた俺の身体は、思うように動かない。

「っん……はぁ…んッ…ッ…ぁんん…ッ…ふぁ………!」

全てを吐息さえ奪う程の口付けに開放を求め身体を捩らせたが、更に濃厚になって行く
「ぅぐっ……フッ…んンん…ふぁ……ンぁんッ………」

くちゃ…
深い口付けから開放された俺の唇は、呼吸を求めた。ぐったりと力ない俺の身体を曹丕の掌が這う。曹丕の掌が肌を撫で下ろす感触に俺の身体は、過剰に反応する。

「いゃ、…っあ!…アァ!!曹丕…っ……」

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