花の書籍

□悲しみに閉ざされし花
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それはある夜の事…―――


「悲しみに閉ざされし花」






静かな夜一人の女性は自室に向かい歩いていた

その女性は四番隊を率いている
才女、卯ノ花烈

毎日の仕事の疲れと残業による睡眠不足
彼女の身体はギリギリの状態だった……

「明日は休みを頂きましたし……やっとゆっくり休めます…」

一人呟き、自室の扉を開ける……その時は気付けなかった
疲労が関係したのか…
部屋の中にある霊圧に……


シュル……パサ………

隊主羽織と死ハク装を脱ぎ着替える

すると…姿見の後ろからカタッ…と音がした

何かと思い手を伸ばすと
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