◇Wonderland dyed red
□Chapter‐14
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もちろん。
その場でも、部屋でも致されました。
拒否権も
2択の意味も
まったくありませんでした。
ブラッドの
独占欲と性欲
どうにかなりませんか?
誰に問うわけでもなく
アリスが向かった先は。
過日
家出の際に使った、あの木。
ブラッドの事は好きだけど
息が、詰まる。
てことで
お忍びで出かけて来ます。
二度目ともあり
アリスが
慣れた手つきで
よじ登っていると。
「おい!
何やってんだよ!?」
魔王の手先であるウサ耳に
見つかってしまいました。
エリオットは
すぐさま手を伸ばし
アリスの腰を掴んで。
自分の方へ引き寄せると
肩にアリスを座らせた。