novel

□女神(R‐18)
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「やッ碓…氷、やめて」
弱々しい抵抗は俺の加虐心を煽るものでしかなく、青ざめる彼女の腰を押さえ付け、蜜に濡れた入り口に昂りを押し当てる。

「本当、誘い上手だよね」
一旦言葉を切って、熱く蠢く中に突き立て、
「そのうえ、どうすれば気持ちよくなれるのか、もう身体が覚えてる」
十分に開かせもせず最奥まで捩込んだ剛直を抜き差しする。
「違う…」
「違わないよ。触ってもないのに、少し擦られただけで、全部入っちゃうくらい濡らして、本当はわかってるんでしょ?俺が、欲しくてたまらないって」

言葉で嬲りながら手を前に持っていき、充血してたち上がった赤い核を指先で弄ぶ。
「ココを触られながら、乱暴に出し入れされるのが、好きなんでしょ?」
言葉で嬲られて彼女の締め付けは増していき、俺はその締め付けを楽しむように彼女を突き上げる。

「あっあぁ、や…うすぃ…いや」
彼女は僅かに残る理性で俺を拒絶する。
「−−いやじゃなくて、もっと、でしょ?」

こんなにも、俺は彼女を求めてるのに、理性の欠片も残さず溶かせば、身体は俺を求めるくせに。
彼女の口から、俺を求める声が聞きたい。
少しの苛立ちと供に、彼女の身体をガラスに押し付け片足を持ち上げる。
「やっ、いやぁっ見えちゃう…」
声を震わせ、羞恥に身体を染めながらも、蜜壷は熱い息遣いを始める。

「うん、ここまで近いと、見えちゃうね」
こともなげに言う俺に息を飲み、許しを請う。
「いや…いやぁ、こんなの…は、許して…」
「美咲ちゃんは嘘つきだね。見えちゃうって言ったら、キュウって締まったよ。外に向かって開かされて、銜え込まされて、すごく恥ずかしくて、それがイイんでしょ?」
「や…ちがぅ……ちがう、あっ、あ…ん」
俺はわざとゆっくり腰を動かし、彼女の羞恥を煽る。

「俺のが出たり入ったりしてるのも、見られちゃうかな?」
彼女の耳元で低く囁くと、濡れた花園は、蜜を零す。

「あぁっはぁ…あ、んっ…んぁ」
ゆるゆるとした動きにも甘い喘ぎを止められず、もどかしげに動く腰が艶めかしい。
「どう?もっと、欲しいでしょ?こんなのじゃなくて、激しくして欲しいでしょ?……可愛くおねだりできたら、してあげるよ」
相変わらず緩やかに彼女を焦らしながら唆す。
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