novel

□RAZZLE DAZZLE(R‐18)
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それが合図だったかのように碓氷は私を蹂躙した。
いつもより乱暴とも言える激しさに何かを考える余裕もなく私は嬌声を上げ続ける。

何も見えず、何も聞こえない本能的な恐怖より肉体は碓氷に貫かれる事を待ち望む。
私のささやかな膨らみは碓氷の手の中で形を変え硬く尖った先端を摘み上げられ身体の奥に電流が流れる。

開かされた太腿の間に顔を埋めた碓氷によって脚の付け根にも所有印が付けられる。
碓氷の柔らかな髪の毛が内腿に触れ、息がかかるほどの距離で弄ばれる。

赤く勃ち上がった肉芽を指の腹で荒々しくこね回され、秘裂には碓氷の指が突き立てられた。
「−−−っ!!」
強すぎる刺激に声を出す事もできずに身体を大きく反らせる。

そんな私に構う事なく突き立てた指で柔襞を擦り上げる。
「あっあぁ、ぁ…あっ」
はしたなく鳴く私の秘部にかかる息の位置で碓氷の視線の先にあるものが何なのかを知る。
“ッ見られ…てる…碓氷に…”
「やぁっ見ないでぇっ…やだ…やっ」
なんとか脚を閉じ、視線から逃れようと身を捩る私を易々と押さえ付け、なおも私の膣内を掻き混ぜる。

「あぁあっん…や、だぁ…碓氷…っやぁ、ぁ」
恥ずかしさに体中が震える。
後ろ手に拘束され、視線と聴覚を奪われ押さえ付けられ弄ばれる。
許せないはずなのに、肉体は心を裏切って蜜を溢れさせる。

「やだっやっ……こんな…あっあぁ、ああっ!」
突き立てられた指でGスポットの辺りを激しくえぐられ私の意識と共に何かが弾けた。

呼吸を整える私の脚の間に生暖かい液体が広がりシーツに浸みていく。
弾けた何かの正体に私は狼狽する。

“まさか−−そんな…私…嫌われ……っ”
「やだ…いや…ぁ…ごめっ、私…私…どうしよぅ、ごめん…こんな…こんな…っ」
ガチガチとなる歯で必死に言い訳を考える。
“イヤ…嫌われたくない−−−おもらしなんて…嫌われる”
「ごめん、碓氷…ごめん…お願っ…だから、…」
嫌わないで、続けようとした言葉は秘裂に突き入れられた舌で舐めとられてしまった。

「ッやっやめて…碓氷…、汚っ私…そんな…うぅ…汚いの…しないで…」
私の汚れをすべて舐め取るように舌を這わす碓氷を止めようと涙を堪えて懇願する。
「やめて…お願い、お願いだから……いやぁ」

「嫌わないで、こんなの…私、お願い、…やだ、やっ嫌いにならないで」
啜り泣きながら訴える私は不意に優しく抱き締められ、
「大丈夫、大丈夫だから泣かないで…」
いつの間にか外された目隠しと耳栓にも気付かないほど混乱した私にその言葉が急速に浸透する。
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