novel 3

□wednesday(R‐18)
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甘い唇に甘い唾液。
そして甘い囁き。
全てが俺を惑わせて、誘われるままに彼女を求めてしまいそうになる。
「碓氷、もっと…」
甘い声が揺らぐ理性を更に傾かせ、俺は貪るように彼女の口腔を犯す。

角度を変え深く絡み合う舌がクチュクチュと音を立て、彼女のしなやかな身体が俺に押し付けられる。
「……碓氷…はやく…」
彼女の声は甘く掠れもじもじと腰が揺れる。
俺が戸惑っていると、彼女は上目遣いに俺を見つめて言葉を続ける。
「はやく、…お願い…」
「鮎沢…、ダメだよ。そんな風におねだりされたら俺、ホントにしちゃうよ?」
彼女が今、通常の状態ではないというのに、唆すように問い掛ける。
「いいの。ホントに、して…」
「−−手加減、できないよ?」
「そんなの、……しなくていい…」
俺は頷く彼女に上擦る声で言質をとった。

俺はソファに仰向けになると、俺の顔を跨がせた彼女にはち切れそうな肉棒を押さえ付けるズボンのファスナーを下ろさせる。
解放された肉幹は彼女の細い指がトランクスの合わせ目を開けると、表面に血管を浮き立たせて彼女の鼻先にそそり立つ。
「鮎沢、お願い」
言いながら彼女の目の前で欲幹を揺らすように腰を少し突き上げると、ゆっくり寄せられた唇から漏れる吐息が俺を擽る。
俺は彼女が怒張に舌を巻き付ける様に満足して、熱く滾った欲棒を咥えた彼女の狭間に指を這わす。
俺の顔の横に膝をついた彼女の狭間はいやらしい染みを下着に広げ、張り付いた布が肉裂を淫らに縁取る。

淫裂の頂点で硬く尖る肉芽を指の腹でクリクリと弄(イジ)ると、下着はいっそう蜜で濡れ、薄紅色の淫唇を透けさせる。
俺はビクビクと跳ねる腰を両手で固定して、いやらしく濡れた下着ごしの花弁に舌を伸ばす。
「あむぅ…っぅむ、ん、…っん」
苦しそうに、それでも口淫を続ける彼女の温かい口内で、漲る怒張は脈打ち喉の奥を犯す。
俺は彼女の腰を押さえていた手で俺と彼女を遮る薄布を横にずらして花唇を顕わにさせる。
顕わにさせた花唇を左右の親指で拡げて再び舌を伸ばすと、綻びた蜜口は滴るほどの蜜を溢れさせる。

尖らせた舌を花園に埋めて内襞を嬲る。
溢れる蜜が俺の顔をベトベトに汚すのも構わず彼女の狭間に顔を押し付けて深く舌を埋めると、彼女も負けじと喉の奥まで咥えた剛直を窄めた唇で扱く。
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