novel 3
□RUBY(R‐18)
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指先で淫らに核を弄ぶ碓氷に、剛直を頬張ったままかぶりを振る。
「ふっ、うぅ…ん、ん」
漲る雄塊に言葉は遮られて唾液が頬を伝う。
「冗談だよ。そんな表情(ｶｵ)しなくても、ちゃんと挿入れてあげる。だけど“お仕置き”なんだから、鮎沢の悦(ｲ)いようにはしてあげないよ？それでもいいなら、自分で拡げておねだりしなよ」
碓氷は私の頬を撫でながら、唾液に塗れた怒張を引き抜いて選択を迫る。
私は脈打つ太幹に目を閉じて、碓氷に従った。
震える指で拡げた秘裂に、碓氷は無遠慮な視線を注ぎ、私の劣情を詳(ﾂﾏﾋﾞ)らかにしていく。
「ほら、おねだりは？」
促される私は、荒い息遣いではしたなく碓氷をねだる。
「っ…ご主人様…どうか美咲…に、……お仕置き、し…て、くださ…い。…お願…し、ます」
碓氷は途切れ途切れに紡ぐ言葉に頷くと、綻びた淫唇に昂りを押し当て、躊躇なく一息に最奥まで捩り込む。
「くぅッ、ぅあっ、あ、あぁ！っあ」
「は…、凄い、締まる…」
碓氷は呻く私に構わず、締め付ける蜜洞に太竿を激しく打ち付ける。
硬い肉塊が膣壁全体を擦り上げ、目の眩むような悦楽が身体中を駆け巡る。
激しい抽送に蜜と空気が混ざり合い、ジュブジュブと音を立てそれが碓氷の動きを煽る。
「あッああっ、ぁあ…！っ」
粘つく蜜は涸れることを知らず、碓氷の抽送を助けて私を苛む。
激し過ぎる抜き差しに、燃え上がる身体が弓なりに仰け反る。
「っひ、ひぁ！ぁ…」
擦り上げられる内壁がドロドロに溶けて肉幹に絡み付き、絶頂がすぐそこに近付いてくる。
「あッ、ああっ！イ、く…も…、ぃくッ、…ご…主人、さまッ……美、咲もぅ……っく、…!!」
私は律動を続ける碓氷にあられもない声を上げて悦楽の極みを貪った。
絶頂の余韻に痙攣する蜜壷にようやく碓氷が白濁を吐き出す頃には、開かせられ続けた身体からすっかり力が抜けて身繕いすらままならず、碓氷のなすがままに弄ばれる。
「ぁ……あ…」
悪戯な指先に掠れた声を上げると、碓氷は形の良い唇を私の唇に重ねる。
「…あのね、バニーガールってさ……、年中発情できるのって、人間の他はウサギだけでしょ？だから、『いつでもどうぞ』って意味なんだよ」
囁く碓氷の声は未だ熱が滲み私を陶然とさせる。
「自分の彼女がそんな格好で他の男に媚びてるなんて、嫉妬でおかしくなりそうだったよ」