novel 3

□RUBY(R‐18) 
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関節が軋むほど強く押さえ付けられ、ドロワーズ越しとはいえ足で秘唇を弄ばれ、あまりに酷い扱いに一度は止まった涙が再び視界を滲ませる。
「いいんだよ。お仕置きなんだから」
“お仕置き”と言う碓氷の台詞に、私の身体が硬直する。

碓氷は相変わらず狭間に膝を押し付けながら、薄い笑みを浮かべる唇で胸を覆う布ごと頂に喰らいつく。
「服の上からでも乳首が立ってるのがわかるよ。“お仕置き”って聞いて興奮しちゃった?」
頂を口に含んだまま笑う碓氷にかぶりを振って許しを請う。
「ちが……、嫌なの、も…止め…て」
「何言ってるの、自分が今、どんな表情(カオ)してるかわかってる?それにほら…、ドロワーズが張り付くほど濡らしてたんじゃ、悦(ヨ)がってるようにしか見えないよ?」
愉しげに指摘する碓氷はグシュグシュと濡れたドロワーズからやっと膝を離す。
「言ってごらん、『美咲は、ご主人様にお仕置きされて悦ぶ淫乱なメイドです』って。」
「なっ…そんな……」
「言えたら、抱いてあげるよ?ココだって、指でも舌でも、イイほうで可愛がってあげる」
ココ、と言いながら濡れたドロワーズに改めて膝を押し付ける。
「鮎沢の好きないやらしい真珠を、イクまで舐めてあげてもいいんだよ?」
強く擦り付けられる膝が、張り付いた花唇を苛む。
淫らに唆す碓氷を、ギリギリで保っている理性が拒絶する。

「イヤ……、そんなの、嫌…だから、離して…」
碓氷は私の返事に目を細める。
「−−お仕置きを嫌がるなんて、そんな我が儘を言うメイドにはキツめのお仕置きが必要だね」
そう言って笑う碓氷はそれぞれに押さえ付けていた私の手首を一つに束ねると頭上に押さえ付ける。
そうしてから私の首に結ばれたボウタイを解き、束ねた手首に巻き付ける。
「やっ、脱がさ、ないで…」
「脱がさないよ。せっかくのバニーなんだから、このまま可愛がってあげる」
「ッ…この…、変態……!」
寛げられた首筋からカラーが外され、無防備になった首筋を碓氷が指先でなぞる。
スゥッと滑る指先に唾液に塗れた胸の頂を擽られ、乳房を揉みしだかれる。
いつもより強く捏ねられる柔肉が、痛みとじれったさにジンジンと先端を疼かせる。
碓氷は開いた胸元に手を入れると、乳肉をいびつに歪めて外へと露出させ、顕わになった朱い尖りにむしゃぶりつく。
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