硝子のお嬢と情報屋
□第2話
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とある少女の脱走が…出会いをを招いた。
「いーざーやーくーん?」
「ゲッ……シズちゃん……」
『(バーテンさん…嫌、池袋最強…平和島静雄だ!)』
紅は池袋で有名な2人に突然立ってしまった事に酷く驚いている。
「さっきは東雲組の一人娘が、何たらって言ってたけどよ…今度は何する気だ!」
「ヤダなーシズちゃん。何もしないよ♪」
2人の会話に紅は黙って見ている。
寧ろ、好奇心な心で見ている。
「あーウゼー…。消えろ臨也!!!」
ガッと何かが外れる音がした。
折原臨也へ自販機が飛んで来た。
「こんな程度じゃ俺を殺せないよっ♪」
ひょいっと…交わす臨也。
そして………
『(嘘ーこれがナマの平和島静雄に公共物を投げ付ける大技!?)』
臨也が交わした所為で自販機は目の前に飛んできそうだった―…
「「!!」」
だが………
バーーーーーンッ!!!
『…危ないな…でも、あの平和島静雄の大技を喰い止めた!』
紅は自販機を護身用のヌンチャクで破壊した。
それを見た2人は呆然としている。
そして紅は興奮していたんのだった。
自分に危険が迫っていたのに…。
「(…これは想像していたよりも…大当たりだ…)」
臨也は満足の様に顔が笑っていた。
「東雲紅ちゃん。君はお当たりだよ。
ほら、逃げるよ!」
『はっ!!?』
行き成り臨也に腕を捕まられ、その場を去った。
平和島静雄、だた1人を残して――…。
「…あーウゼー、ウゼー、ウゼー。
アイツ…逃げたよな…何か知らない女連れて…」
そして又もや響き渡った―。
「臨也ーーーーー!!!」
平和島静雄の怒鳴り声が……。
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