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□日本号と一緒
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「おい、いいかげん降りろよ」
「イヤ」
「そんなところに座られてたら、邪魔だろうが」
「いいじゃん、減るもんじゃないし」
「減らなくても邪魔なんだよ！」
「ヒドイ……仮にも主に対してその言い方……ちょっと長谷」
「うわわわわ！！！」
「ん〜！！ん〜！！っっぷはっっ！私を殺す気？！謀反？！謀反なのか？！」
「ばかっ！長谷部なんて呼ぶなっ！それに人聞きの悪いこというんじゃねぇ！」
「じゃあいいじゃん、膝に座ってたって〜」
「……ちっ」
「まったくさぁ、同じ黒田にいたって言うのに、長谷部と日本号まったく違うんだから」
「当たり前だ。あんな主命バカと一緒にすんな」
「何おぅ！私の近侍をバカにすんな〜！」
「へいへい」
「片や真面目一辺倒、片や飲んだくれの昼行灯……」
「おい、正三位に対しての言葉じゃねぇな」
「事実を述べたまで」
「酒は飲め飲め、って言うじゃねぇか」
「んー、日本号は黒田節って言うより安来節って感じだよね」
「言わせておけば……」
「やって、やって！どじょうすくい！」
「うるせぇ！」
「日本号のどじょうすくい……ぷぷぷ」
「黙れ」
「似合いすぎる！！」
「いい加減黙らないと……」
「んんん！！！」
「…………ちゅっ」
「なっ、なっ、何する」
「なんだ、もっとして欲しいのか？」
「んっ……ふぁっ」
「……さっきの勢いはどうした？……ん？」
「……やっ……」
「嫌じゃないだろ？……天下三名槍の実力、たっぷり見せてやるぜ？」