dream

□虹色音色
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「拙者の女は不思議でござる」



虹色音色




「ばーんさいっ。お菓子、作ってみたんだぁ」



「ばーんさいっ!これ、着てみて!超可愛いメイド服だよ〜!!」



「万斉!!助けて!!!!ごきっご、ゴキブリィィィ!!!」




「万斉やだぁ〜!いかないでよーあたし悲しい〜!」






これまでの##NAME2##との会話を思い出せば出すほど、##NAME2##という人物が分からなくなる。


だからこそ、そんな##NAME2##がすきなのだが。


ふっ、と笑うと、それまで万斉の横で編み物をしていた##NAME2##はこちらをみて不思議そうに目を丸くした。





「なぁに?そんなに嬉しそうな顔しちゃって」



「いや、おぬしの音色はころころ変わって面白いと思ったのでござるよ」



「なにそれ、それ喜んでいいのかすっごい不安なんだけど」




そういってまた、なんともいえない絶妙な顔をする##NAME2##がとても愛しいと万斉は思った。




「##NAME2##、ほれ、もっとこっちに来んか」



「…おじいさんみたい」




軽く溜息をつきながらもこっちにやってきた##NAME2##を抱きすくめて、耳元で囁いてやる。





きっとまた音色の変わるであろう、


最愛の台詞を。




(愛してるぞ、##NAME2##)

(!!!、う、うん…)



END


***

初万斉です。最初万斉の一人称が分からなくて困りました!
万斉といえば音楽だろう!と、安直な考えしか思い浮かばなかった向井です。

万斉くん好きです。
姿かたちももちろんのこと、万斉の中身に惚れてます。
ですが、好きだから夢が書けるわけではないですねー(泣

わたしは愛してるという言葉でさえノックアウトです←

向井

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