一転

□休日の冒険
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「あっそっぼー!」
「やだ」
「何でだよぉお!!」
「お前と遊んでる暇なんてねぇんだよ!」
「何でぇ?!葉いつでも暇人じゃんかー」
「うっせぇ!!」
「ぐはっ!!!」



俺の名は、奏月馨。
またの名をさすらいの冒険者とも言う。

え?
いや、マセガキとか違うんです。
泣き虫じゃないから石投げないで下さい。

あんなんチビが面白がってつけただけだし、うん。


実際は、
女の子にモテまくる旅人なのだ。

何の旅人かって?

おおっと、そこまでは言えないな。
君自身で考えてくれたまへ。


ではそろそろストーリーの中にinしないとこの物語の関係者の奴等からひどい扱いされちゃうんで入るね。

いじめられてるわけじゃないんだよ。





で、さすらいの冒険者ことこの俺様が今何をやっているかというと…







ただ暇だから遊び相手を探しに旅に出ているだけさ。


家が近いからの理由で葉の所に行ったけどこの有様。

てんで話しになんないよねあいつ。
すぐ追い出すなんてどうかしてるよね彼。



暇なんだから少しくらい相手してくれてもいいよね。





「あっそっぼー!」
「ごめん、今妹達の世話任されてて…」
「……あ、そっかあ」
「ほんとごめんね」
「いやいや全然大丈夫だし!俺まだいけるし泣いてないし!!」
「こ…今度また誘ってくれる?」
「おう!!んじゃまたな!!」
「うん、ごめんね」







次に俺は二番目に家が近い朔也っちの元を訪れた、が案の定今の状況で遊ぶ事ができず。


そ、そうかあ……
朔也っち妹達いたんだあ…そうかあ…
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