アルエド パラレル部屋

□ラプンツェル 2
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「……はっ…なんだ、…今の・・・。」
「…ん、…射精だよ。本来は子どもを作る性行為なんだけど、大人になると定期的に出した方がいいんだって。出さないから、寝てる時に出ちゃうんだ。」
「……アルも、出るのか?」
「うん、…たまに。」
「じゃあ、出して。」
「・・・無理。」
「なんでだよ。」
「・・・恥ずかしいから・・・。」
「ずるい、オレばっかりにこんな思いさせて。・・・してやるよ。」
「は?」
「・・・同じ事、してやるからアルも脱げよ。」
「・・・・・・本当は、男同士でしちゃいけないんだよ。」

その言葉を聞いて、ラプンツェルはアルフォンスを睨みました。

「そればっかりだ。恋人同士じゃなきゃダメ、男同士はダメ・・・。それは誰が決めてんだよ。」
「…誰って……誰だろう?…神様、かな??」
「ならオレには関係ねえよ。アル…オレにはお前しかいない。」
「それは選択肢がボクしかいないから…だからもっと、視野を広げるために塔を下りて…。」

そう言葉を告げようとすると、ラプンツェルは唇で塞ぎました。
いつも言っている言葉だから、聞きたくなかったからです。

「オレはアルフォンスさえ居ればいい・・・。」
「・・・ボクだって、ラプンツェルさえいれば・・・。」

二人は同じ想いでした。
アルフォンスは言われるとおりに、服を脱ぎました。
その逞しい裸体に、ラプンツェルも欲しいという思いを知りました。

「こうするんだよな・・・。」

まだ戸惑っているアルフォンスの小さな中心を、さっきしてもらったように咥えました。
すると、見る見る成長してラプンツェルの口内いっぱいになります。

見上げると、いつもは澄ました顔の多いアルフォンスが潤んだ目をして見つめていました。
自分がアルフォンスにこの顔をさせているのかと思うと、ラプンツェルの胸が高鳴りました。


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