夢を見る
□エイプリルフール
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「アハハハ…」
なんで僕が笑っているかって？
実は今日 4月1日はエイプリルフールなんだって
嘘をついていい日らしいよ
僕は嘘をつきまくってるから
「総司…何をやっている」
「一君！実はね…」
説明しよう 一君は僕の恋人なんだよ 付き合って2年くらいかな いいでしょう(^_^)
一君は可愛いんだ 僕が「一君大好き」って言ったら顔を真っ赤にさせて… ヤバいよ可愛いくて
「一君…僕の事 好き？」
「えっ##あっ…俺は…総司が…す」
「僕は大嫌いだよ 一君が…」
一君ってば驚いてる
嘘だよ嘘 僕は一君が大好きだよって言いたいけど
今日はエイプリルフールだから嘘を言ってるんだよ
だけど 僕が言ったら本当みたいだね
「なっ…なんで…」
「一君ってば僕がキスしようとしたら すぐに逃げるじゃん 僕…すごい傷ついたんだよ………」
「だからさ
別れて」
「総司… いままで…っ…ありがとう」
あれ？なんか
一君… 泣いてた？
嘘なのに…
ごめんなさいって謝りたいよ
一君……
『総司…本当なのか？』
『うん 僕は一君が大好きだよ』
『だから付き合って』
あの時と反対じゃないか
俺は…総司を愛していたのに
ポロっ
雨だ… 今の俺の気持ちと一緒だ…
「総司…好きなのに…なんで」
「一君！！」
「総司！俺の事…大嫌いじゃ… んっ」
総司がいきなりキスをしてきた 大嫌いじゃ無かったのか？
「…んっ…あ…ん…はぁはぁ」
「一君…ごめんね？僕はね一君が大好きだよっ」
「じゃあ なんで嘘なんか…」
「今日はねエイプリルフールって言う日なんだ 1日だけ嘘を言い放題の日だよ」
だけど 僕は一君に嘘を着けないみたいだね
「一君 大好きだよ」
「俺も大好きだ…##」
空は晴れていた
虹が出ている
まるで
僕と一君みたいに
輝いてる
★終わり★