夢を見る


□ポケモン事件簿 1
1ページ/2ページ

近頃、ホウエン地方のもりのようかんでは幽霊が現れていると言う、ハクタイシティのジムリーダーナタネさんが…


怖いんだろうか?



俺は怖くないんだが……




カイリューが…Σ(゜Δ゜*)


怖いらしい…




「カイリュー大丈夫だからお化けなんかいないに決まってる」



「リュ〜〜…」



良かった やっと来てくれた



だけど…さっき幽霊がそこにいたんだよな〜…



まぁ 気にしない気にしない


「カイリュー行くか」


「リュー!」


ギィ〜…


バタン



「リュー!?」


「大丈夫 風で閉まっただけだ」



まずは 書斎から







「意外と綺麗に整頓されてるな」


「リュー…」





………「ポケモンのとも」
………「ポケモンてちょう」………「かわいいポケモン」

異常無しだな



「主人はかなりのポケモン好きっと…」

「(ワタルさん…一体なにをレポートしているんですか…)」




次は二階だな 二階は部屋が5つある
幽霊が現れるのは二階の右端の部屋と一階の食堂…

5年前ようかんに住んでいた主人と娘さんが殺されてから幽霊騒動が起こった…


まずは左側から調べよう




ギィ〜…


「ん?これは…桜貝か?」


「リュー?」



たしか 主人の娘さんは亡くなる1週間前に海に行って桜貝を持ち帰って来たと書いてある…


「よしっ次に行くって…カイリュー??どうした?」


あっ!幽霊があらわれた


カイリューは 逃げた!!



「カイリューは怖がりだなァ」



幽霊は消えた!!



2階は全部調べた
あとは1階の食堂だけか…











ギィ〜…



なんか ポケモンが出て来ないような…


もしかして 食堂がポケモンのたまり場?



「お邪魔しまーす?あれ?なんか普通だな」


結構広い……

いや 広すぎだろォ……?


「ゴースゴー」

「ゴーストー」



カイリュー出てきてくれ
立ち直れー.・°(>_<) °・.




ゴーストがあやしいひかりをくりだしてきた



ワタルはこんらんした





「カイリュー………」




ワタルは倒れた




その頃 ハクタイの森では



「リュー(怖いよ〜ワタルさん大丈夫かな〜q(>_<、)q)」

「ミミ〜ロル(あら、あなた知らないの?もりのようかんはね もし人間がようかんに入ったら一生出て来れないんだって)」


「ミノム〜…?(ご主人を助けに行かないの?)」


「リュー…!!(助けにいくよ!行ってくるね!!)」




「ミミー(気をつけて!)」


「ミノム〜…(頑張って下さい)」


















「リュー!!(ワタルさん!)」



「あっ!カイリュー!」


「ゴース(おっ来たぜ)」


「ゴースト(お前がカイリューか!)」


「リュー?(ワタルさん元気だ なんで?)」


「ゴース(兄さんは俺逹が脅かしても逃げなかったんだ)」

「ゴースト(普通の人間は怖がって逃げ出すんだ)」


「リュー(ワタルさんはひどい天然なんだ…)」


「ゴース(ドキッとしちまったぜ!)


「ゴースト(脅かしても脅かしても頭の上にハテナマークだったんだ)」


「カイリュー?なにか話しているねかい?」


「リュー!(なんでもないよ)」




「あの〜…あなた逹はだれ?」


幽霊があらわれた



「俺はジョウト地方ポケモンリーグチャンピオンのワタルです。隣のポケモンはパートナーのカイリューです。」


「リュー(よろしくね)」


「よろしくお願いします。わたしは桜です。あの…屋敷の中に貝は落ちていませんでしたか?」


「これですか?綺麗な桜貝ですね」


「ええ… 父が私にくれたんです。桜貝を見ると心が落ち着くんです 。本当にありがとうございました。これで父と会えます。ありがとう」











「今回の事件ご協力感謝致します」


「いえ 良かったです。ご主人も桜さんも…それでは失礼します」





――――ーーーー



もりのようかん前





「桜さん成仏出来て良かったなカイリュー」



「リュー!(ワタルさんは知らないだろうけど桜さん…ワタルさんに惚れてたんだよね(#^.^#)」



コツン



「桜貝? ふふっカイリューそらをとぶ!」


「リュー(了解)」





透き通った 青い海

浜辺の横の桜貝

ピンク色に染まってる


いつか ……


また…

ピンク色に染まる時がくる








おわり
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ