the prince of tennis

□来年は2人っきりで・・・。
2ページ/14ページ

「せっかく夏休みだしさ!みんなで花火大会やんねぇ??」
キラキラした瞳で岳人が言う。

「おぉ、それええな。」
よいしょ、とレギュラージャージを脱ぎながら忍足が言った。

「たまにはいいですよね!!部活のメンバー全員でなにかやるってこと、なかなかないですし。」
ニコッと笑いながら長太郎も言う。

「でしょでしょ!?夏の思い出として、みんなでなにかやりたいC〜〜!!」
「つーわけで反対のやつ、いねーよな!?」
という岳人の言葉に反対するやつはいなかった。

反対するやつがいないということは、すなわち決行するということだ。

俺は深々とため息をついた。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ