the prince of tennis

□夏はソーダkiss
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「粗雑で品の無い味だが…こぅいう暑い日には悪くねぇ。」

「なんだよ、素直に美味いって言えよ。」
と宍戸は言ったが、その顔には笑顔が光っていた。

そして、また宍戸はアイスを食べ始めた。

美味しそうにアイスを食べる宍戸を、跡部は横目でチラリと見ると悪戯を思い付いた子供のようにニヤリと笑った。

「おい、宍戸。お前のは何味なんだ。」
「ん??俺??俺のはソーダ味。」
「一口よこせ。」
「いいぜ。はい。」
と言って宍戸はアイスを跡部に差し出した。

「そっちじゃねーよ。」

「は??それ、どーゆー意「こういう意味だよ。」
と宍戸が言い終わる前に跡部は言葉を遮った。
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