the prince of tennis
□夏はソーダkiss
2ページ/5ページ
(あぁ…こいつ金持ちだったな…。庶民の四角いアイスを知らねぇんだな。うわっなんか新鮮かも…。)と思った。
「これは庶民のアイスキャンディーってやつだ。跡部が言うのは、俺らじゃソフトクリームって言うんだよ。」
と、若干笑いながら宍戸は教えた。
「…テメェ何笑ってやがる、あーん??」
「別に笑ってねぇよ。ただ、俺がいつも教えてもらう立場だからさ、俺が教えてるってのが新鮮でさ。」
といい、
宍戸は「いいから食ってみろよ。跡部のコーラ味も旨いんだぜ??」
と促した。
訝しげな目を宍戸に向けながらも、跡部ゎパクッとアイスを一口食べた。
ガリガリ…ゴクン。
「どぅだ??うまいか??」
キラキラした目をしながら、興味津々といった様子で宍戸が問うた。