愛犬万歳2

□AIKENBANZAI2
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イ: 一対の天使の羽を身につけたとき、どんな気持ちでした?

フ: どうだろう。その時はそんなこと考える余裕はなかったな。

ジ: 。その度にハードな調教受けた時みたいに熱を出して寝込んでました。

フ: 熱がひいた頃に続きを入れて。結局ずっと寝込みっぱなし。終わった時はほっとしたっていうのが、正直な感想かな。

ジ: ようやく実感できたのは、あの時かな。熱も腫れも引いて、ようやくご主人様と三人で…

フ: ああ、あの時。俺たちも感動したけど、ご主人様が一番感動してたよね。

イ: あの時とは?

ジ: …(もじもじ)

フ: …(にやにや)

ジ: 彫り師さんから、「激しい運動禁止」って言われていたんです。だからずっとセックスもしてなくて。

フ: 俺たちもしんどかったけど、ご主人様もずっと禁欲しててしんどかっただろうな。

イ: 地下街に行って遊んでいたりとかは?

ジ: それは無いと思います。夜中にひとりでこっそりしてたのを何度か見かけましたから。

フ: 俺も。しかもそのあと必ず、俺たちの寝顔確認しに来るんだよ。

ジ: あれがあったから、頑張れたよね。(ちょっとしんみり)

フ: ああ、そして、これからも頑張れるんだ(やっぱりちょっとしんみり)

ジ: 自分たちで天使って言うのはちょっと恥ずかしいけど、それでもやっぱり僕たち、天使なんです。

フ: ご主人様を幸せにするために生まれてきたんだ。俺たちを離すことはできないし、俺たちとご主人様を分ける事もやっぱり出来ないんだよ。


ジェイソン君、フレディ君、ありがとうございました。

タトゥはやはり体に負担のかかるおしゃれ。それを乗り越える愛が必要なようですね。
しかし、時間切れでご主人様にインタビューできなかったことが悔やまれます。
それではまた、次回お会いしましょう!




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