愛犬万歳2
□AIKENBANZAI2
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海藍: モンド、お帰り。さ、サッサと座って?
げ…(若干恐ろしい)
海藍: 随分『楽しく』インタビューしてきたらしいね
ええ、まあ…
海藍: 君もインタビュー受ける側になってみるといいよ
(だから、その笑顔が恐ろしいって!)
こんにちは、モンドです。
今日はよろしくお願いいたします。
モンド: どうしてご主人様が、ここにいらっしゃるんですか?
海藍: だって、君1人じゃ、何言うかわからないし。面白そうだもの
モンド: わかりましたよ(と言いつつ、如何に出しぬくかを考え始めるモンド)
――お名前はどうしましょう? 一応イニシャルとかでもOKですが…
モンド: …ここで、隠したところで意味ないと思いますよ。いいです、モンドのままで
――了解です。では。早速始めましょうか…あ、その前にうちの主人からの指令で「I LOVE YOU」の和訳を聞かなきゃいけなかった! 日本語、平気でしたら[愛」や「恋」を使わずに、「 I LOVE YOU」の和訳をお願い致します。あ、日本語が苦手でしたらスルーされて結構です。純粋な好奇心による質問なので♪
海藍: 犬用は、『好き』はありなんだね」
モンド: そりゃ、日本人じゃないですから。俺なら、そうですね…『Would you call me if you need my love?どこにいたって聞こえる♪』
海藍: 日本語じゃないし、歌詞だし。大体この曲の題って『Agape(神の無償の愛という意味)』でしょ?
モンド: …じゃあ、『今夜夢で逢えたら うれしすぎて 泣いてしまうかも』か『もうこの心 ぜんぶあなたのもの あなただけのもの』はどうでしょう?(「milktea」より)
海藍: また歌詞だし。どうせなら同じアーティストで『私のすべてはあなたのもの(「HEAVEN」より)』『連れて行ってくれないか 快楽の果て その向こうへ(「想 −new love new world」より)』とか選べばいいのに…むしろ歌詞禁止。自分の言葉で!
モンド: (少し考えて海藍をじっと見つめるモンド)…それ以上は強請らないから、ただ、貴方に触れることを許して下さい
(あまりの直球に海藍硬直中)