愛犬万歳2
□AIKENBANZAI2
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――俺たちが踏み込めない場所ですもんね。ゴチソウサマデス。
では、他の主従にはないかもしれない、クレールさんとご主人様の間だけの決まりごと、ありましたら聞かせてください。ドムス内での決まりごととかでもOKです。
クレール: 気持ちを言葉にすること、です。ドムス内でなら、セバスチャンがいろいろ・・・。服をだらしなく着ないとか、食べながら歩かないとか・・・
――それは面白い! …っていうか、うちの主人に聞かせたい(笑)うちにも取り入れてみようかな…
ではドムスに関係してもう1つ。実はうち、中庭で、外からは見えないところに「ししおどし」があるんですけど
クレール: 日本の庭にあるのですね。本で見たことがあります。
――クレールさんの住んでいるドムスに他のドムスにはないであろう珍しいものとか、特徴とかありますか?
クレール: 隠し扉とか隠し通路があります。全部を知らないんですが、ひょっとしたら隠し部屋があるのかも・・・
――それは珍しい! 楽しそうだし、うちにも取り入れてみたいな…
では、ちょっと聞きづらいことですが、思い切ってお尋ねいたします。覚悟はよろしいですか?
クレール: ・・・なんでしょうか・・・
――「今の」ご主人様に限らなくて結構です。今までご主人様にされた「お仕置き」のうち、一番つらかったことって何ですか?
クレール: あまり、思い出したくないというか思い出せないんですが、足を・・・
――確かにキツかったでしょうね。俺も斧持って追っ駆けられた事あるんで、ちょっとわかります
ちなみに、何をしたんですか、その時(お仕置きの原因を教えてください)
クレール: ・・・あ、その、かくれんぼをして、いて・・・
――…あんまり突っ込むとヤブヘビになりそうなのでこの辺にしますね。
嫌なこと思い出させてしまってごめんなさい。
では気を取り直して…クレールさんのご主人様の秘密、ここでこっそり暴露してください!
クレール: 秘密・・・
――大丈夫ですって、俺、こう見えても口は固いんですよ。…あれ? 飲み物が足りませんか?? ささ、これを飲んでお口を滑らかに♪
クレール: ( -_-)旦~ フゥ 故国に帰られたときはぬいぐるみを抱きしめて寝るらしいです。
――ありがとうございます。そのことは俺の胸に…って、これ記事になるんでしたね(笑)
クレール: ご主人様の秘密、ですし。
――一応イニシャルOKだし…すみません。帰ったら、怒られるかも…
では再度気を取り直しまして、最後にご主人様にメッセージをどうぞ。
クレール: <KYO>の開店で大変なのはわかるんですが、ちゃんと寝て下さい。
――…あ、いえ、気持ちがダダ漏れで、俺が照れそう(笑)
では、次にインタビューを受けてくれそうな方を紹介していただきないのですが、誰かいい人いませんか?
クレール: え、と、どなたでしたっけ?
あ、どこからともなくカンペが…
ふむふむ、お、ここも初めてのお家だなあ…
それでは、次に行きたいと思います。
本日はありがとうございました!
協力/サオト
企画制作/海藍
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