愛犬万歳2
□AIKENBANZAI2
65ページ/138ページ
えーっと、この住所は、素敵なハーブ園をお持ちのあの方ですね。
なになに…「ナイフ投げの腕では超一流らしい」?
…初めましてだし、失礼がないように気をつけよう…
〜ピンポーン〜
――こんにちは、海藍家のモンドです。
今日はよろしくお願いいたします。
クレール: 初めまして。宜しくお願いします。
――お名前はどうしましょう?一応イニシャルとかでもOKですが…
クレール: クレールです。
――了解です。「クレールさん」でよろしいですか?
では、早速始めましょうか…あ、その前にうちの主人からの指令で「I LOVE YOU」の和訳を聞かなきゃいけなかった!日本語、平気でしたら「愛」や「恋」を使わずに、「I LOVE YOU」の和訳をお願い致します。あ、日本語が苦手でしたらスルーされて結構です。純粋な好奇心による質問なので♪
クレール: 日本語は大丈夫です。そうですね・・・、「愛」や「恋」を使わないなら、あなたが好きでしょうがない、でしょうか・・・?
――ありがとうございます。では、本題の質問を始めますね。
クレール: はい。
――まず、クレールさんのご主人様ってどんな方ですか? 一言でも、長々とでも結構ですよ(笑)
クレール: ・・・。・・・。わからない方です。でも、大切な方です。
――あ、なるほど。では、ご主人様の「ここが素敵!」というところはどこでしょう?
クレール: 素敵、ですか・・・。迷っても前に進もうとしているところでしょうか?
――それは、素敵ですね!逆に「ここは直して」というところは?
クレール: 仕事でアイディアを出しすぎて自分で追い詰めるところです。
――…確かに直してほしいかも…でも、スキなんですよね?
クレール: そこは、手伝えないところなので・・・