銀魂BL小説
□土山+高
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いつも見ていた…かまって欲しかった…あなたの為なら…オレは死ねるよ…?
「山崎ィー!テメェまた仕事サボってミントンか!?」
「ふ…副長ォ!!…ミントンじゃないです!…これはガバディです!!」
「んなことはどうでもいいんだよ!仕事しろ!仕事!!いい加減にしねェと斬るぞ!」
「ひィィィ…ゆ…許して下さいィィー!」
副長…なんでオレが仕事しないか分かりますか?…副長のそばにいたいからです…
ーーー副長室ーーー
「山崎…今回の任務についてなんだが…」
「…はい…大体のことは分かってるつもりです…」
「…この任務は特例中の特例…お前の命も懸ってる…」
「…いまさら何を言い出すかと思えば……承知してますよ…」
副長…なんでオレが笑顔で答えられるか分かりますか?…副長の為なら死ねるからです…
「…山崎…絶対ェお前の居場所に…ここに戻ってこいよ…」
「…ッ……」
オレなんかが副長にそんな顔させていいのかな?オレなんかが…あなたを想っていいのかな?
「お前がいなくなったら…近藤さんが悲しむだろ…」
「…その気持だけで充分です…今まで…ありがとう…ござい…まし…た…」
「…ッ…おまっ…!?」
泣いてはいけない…これ以上…この人を困らせてはいけない…
「…さよなら……副長…」
「お…おい!!山崎…!」
ダッ
振り返るな…迷うな…感情を抑えろ…自分を制御しろ…
「…っ…好きでした…副長…」
オレは走り続けた…そう…今回の潜入捜査の拠点…吉原まで...
ーーーー続くーーーー
なんかすいませんww