銀魂BL小説

□銀土
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いつからだろう…俺がアイツを…万事屋を好きになったのは…





「よっ!大串くん!!今日もサラッサラな髪しやがって…俺への嫌みですかコノヤロー!!」



何で俺はこんな奴に恋なんか………やべ…触られってっと理性が…



「勝手に触んな…テメェの性格がネジ曲がってっからそんなクネクネな髪になるんだろうが!!」



「おっ!言うようになったねェ…銀さん感心だわ…」



「…つーかテメェはいつになったら俺の名前覚えんだ!!」



コイツには…名前で呼んで欲しい…



「…名前?…大串くんじゃなかったっけ?…あァ!確か……土…方?だったような…」



…違う…十四郎と呼んで欲しいんだ…



「あぁそうだ!それでいい!」



「じゃあさ…土方も俺のこと名前で呼んでくんない?俺だけって嫌なんだけど…」



「名前?…坂田か?」



「違う違う!銀時の方!!」



そんな簡単に言えるお前が…羨ましいよ…



「銀時…ダセェ名前だな…」



「うるせぇ!十四郎よりましだコノヤロー!…ッチ…帰る!あばよ!!」



…今…十四郎って……やべ…嬉し…










-----1カ月後-----



俺は今…万事屋にいる……俺の…本当の気持ちを伝える為に…




「…土方が依頼なんて…珍しいこともあるもんだな…まぁ茶でも飲みなさいよ」




「…ガキ供はいるのか?」




「いねェよ…新八ん家でお泊り会だそうだ…」




「…そ…そうか…」




つーことは…銀時と二人きりじゃねェかァァ!!




「…で?依頼内容は?」




「……す…すす…好きな奴がいるんだ!!」




「…っ………」




「…今までずっと好きだったんだ…そいつの名前は...」




「それ以上言うんじゃねェ!!」




銀時の怒鳴り声が響く




「…ッ…何だよ…急に…」




「…んだよ…人に散々期待させといて…結局は女か!!」




銀時が本気で怒ってる?




「……………」




ドンッ




「どうしたよ…急に黙り込んじまって…その女の名前でも言ってみろよ!!」




「…………銀時…」




「……え……」




「…だから!俺が好きなのは銀時だ!!」




「…お…れ?」




「テメェだつってんだろ!!」




「……土方が…俺を…!?」




「…?」




ギュッ




「やべぇ…スゲェ嬉しい…俺も土方のこと好きだった…」




ぎ…銀時ィィ!可愛すぎだろォォ…じゃなくて…え……今…好きって…




「銀時が俺のこと好き!?本当か!?」




「…う…ん…」




だから可愛すぎだろォォ!!




「……両思い…だったんだな…」




…今までずっと追いかけてて…やっと今捕まえた気がする…




ドサッ




「…ッ!?」




…え…何この状況…何で俺…銀時に押し倒されてんの!?




「…お…おい…銀時やめろ!」




「やめちゃっていいのか?今しかないと思うぜ…?」




「…ッ……そう…だな…やってもいいが…俺が受けっていうのは...」




俺は銀時の可愛い姿を沢山見てェのに…これじゃあまるで...




「いいじゃねェか!!俺ァ攻めがやりてェの!」




「…ッ…んなこと言ったって…」




「…沢山見てェんだよ…真選組副長の可愛い姿がな!……なぁ?いいだろ?…十四郎…」




「…ッ!?…ちょっ……やめっ…」




ーーーー完ーーーー
いかがでしたか?
キャラ崩壊はんぱねェ…

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