裏妄想駄文
□ハロウィン
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『にゃにゃーにゃーん♪』
鼻唄を歌いながらキッチンに立つyasu
「なにしてんのん?」
眠たそうに寝室から目を擦りながら出てきたka-yu
『ハロウィンやんvVなんかご馳走つくらなvV』
嬉しそうに包丁を動かす
「ハロウィンってそんな行事やったか?」
ka-yuの言葉を無視し、料理を続ける
「ハロウィンなら仮装やろvVせーへん?」
ふとka-yuが言い出した。
yasuが包丁を動かす手を止める。
『変なことせーへん?』
嫌な予感がし、ka-yuに確認をとる。
ka-yuはブンブンと首を横に振るばかり。
「やすぅーはよしぃーやーvV」
ニコニコしながら衣装調達に行く準備を始める。
『料理ほったらかして行かれへんから、俺の分も買ってきてくれる?』
「おう!かぁゆ様に任しときvVやすにぴったりなんこぉてくるからvV」
『なんでメイドやねん!!!』
ka-yuが買ってきたメイド服を見て絶叫するyasu。
それを横目に、さっさとドラキュラの服を着るka-yu。
『絶対着んからな!!!!』
怒ってキッチンに戻ってしまう。
「ぐすん…なんでhydeさんには見せれて俺には…俺はやっぱ好かれてないんや…ぐすん…」
俯いて泣き出してしまったka-yu。
yasuがポイっと投げたメイド服を拾い上げ、ペタンと床に座り込んでしまった。
『えっ!狽ゥぁゆ!そんなんとちゃうよ?』
「だって…やっぱりhydeさんの方が好きなんや…俺なんて…」
『ちゃうって!!かぁゆ?泣かんで?』
ka-yuの頭を撫でながら必死に弁解をする。
それを全く聞こうとせずに俯いてka-yuは泣き続ける。
「どうせ…俺なんて…たらこやし、足短いし、鼻声やし…そりゃhydeさんの方が…」
『そんなん言うてへんやんかー;;分かった分かった;着るから泣かんといて?』
yasuはメイド服をka-yuの手から取り、寝室へ入っていった。
それを確認すると、顔をあげ口端を上げるka-yu。