「ねえねえ、臨也」
「んー?何?」
臨也は華楠を後ろから抱き締めながら言った。
「前に願い事何でも聞いてくれるって言ってたよね?」
「うん、言ったよ?何か願い事あるの?」
「じゃあ、さ……
うざいから消えて」
「Σ(゚д゚;)なっ……」
臨也はショックのあまり、激しい目眩に襲われた。
そんなことを知ってか知らずか、華楠は満面の笑みを浮かべる。
「なんてね。冗談だよ」
「華楠の冗談はたちが悪すぎるよ…」
「えへへ……、本当はね……」
大好き
「っ……//////」
耳元で囁かれた言葉によって、臨也は珍しく顔を真っ赤に染めた。
(華楠…可愛すぎ///)
(アハハ、ありがとう//)
それは、ある平和な1日の出来事。