嘘と真実
□嘘と真実 〜 彼女の怒り 〜
7ページ/11ページ
それぞれが修行を始めようとしたとき
「ああ 一つだけ聞きたいことがあるのですが」
不意に陽月が言った
「なんでしょうか?」
熊のような姿のアスマは陽月の質問に答える為に聞き返す
「確か7班はツーマンセルではありませんでしたよね
一人足りないのでは?」
「それは・・・」
気まずそうにアスマはカカシに目を向けた
そして見られていると気づいたカカシは
「ああ〜 ナルトのこと?
いいですよ そんな奴のこと気にしないで
どうせ何やってもダメなドベですからww」
「・・・」ピクッ
カカシの言葉に気のせいか反応したように見えた
「それはどう言う事でしょうか・・・」
少し繭に皺を寄せる。
そんなことも気づかずにカカシは続けた
「うずまきナルトは俺の生徒何だけど何を遣ってもダメ。でね〜
この事さへ言ってないんですよ♪
陽月様もそんなこと気にしないで。伸びる者を修行させるから遣り甲斐があるわけで・・・
何を遣ってもだめな奴に教えてもダメなんですよ。」
カカシは悪びれることなく答えた