嘘と真実

□嘘と真実 〜 彼女の怒り 〜 
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「ちょっと待て! どういう事だ! 説明しろ!」

「分かったわかった 落ち着いてよ」

そう言い蒼月を宥めて綱手から言われたことを伝えた


「え〜と 私の任務、きっと大勢を一気に鍛えるのは大変だろうから 手伝えって」

「はぁ〜?」

「あの じゃぁ陽月さんも修行を・・・」

「そういう事w」

「お前いいのかよ」

「何が? 今日帰ってきたばっかだろ? もうちょっと休んでも・・・」

「やっだ〜! 何?私のこと心配してくれてるの? 蒼月?」

ペチペチと頬を叩く陽月に皆が唖然とする


「おまっ 人が親切に」

「分かってるわよ 大丈夫♪ 心配しないで早く一緒に任務したかったから嬉しいの♪」

「・・・だったらいいが」

なんという会話
なんか恋人みたいな会話
嫉妬するのも何名かいた その一人が


「あの」

「なに? え〜と・・・奈良 シカマルくん」

「は〜 あの 蒼月さんって総隊長っすよね・・・その敬語とか・・・」

「そうだよ! 蒼月は総隊長なんだし〜 敬意を払わないと」

「お前が言うな」

シカマルの言葉に続きまたしてもカカシ、そしてアスマが一喝を入れた

「ああ〜 敬語ね〜  敬語がいいんですか? 蒼月様?」

なぜか面白そうに蒼月を見て敬語をしゃべった
それに対し言われた本人は苦虫をかみ殺したような顔で陽月を見る

「やめろよ きもちわるい」

「気味地悪いってなによ」

「仲いいんですね」

サクラが言う

「う〜ん そうね ずっと一緒だからね」

「一緒だから敬語しゃべらなくていいんだ」

嫌味を放つカカシ
昔から知っているんならどっかの部隊の一人でも敬語じゃなくていいんだ
なんとも嫉妬のまじった目で陽月をみる
そして彼女は反論するのか口を開きかけた


「こいつ暗部総副隊長」

「は?」



蒼月に遮られ






「だから 俺の相棒」


口答えしたカカシが冷や汗を流すほどの爆弾を放った

そして絶叫が響いた
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