本当の仲間

□七話  「知っていた隠し事」
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イラッ


ああ イラッときちまったよ俺
・・・ん? 自分でいっといてなんだが聞いたことあるフレーズだよな
・・・・深くは考えないでおこう


にしても凄いよな 佐久間
何が凄いって?
楽しそうな笑い声に、自分がバカにされているわけでもないのに、ましてや顔さえ見ていないのに

ここまで

イラッとさせられるとは!


笑顔でだぞ?!
普通はありえねぇだろ!
なぁ お前もしただろ?!


・・・ん? 俺は誰に向かって言ってるんだ



俺はドアを開け 部屋を出た
すると耳障りな声がより一層聞こえるようになった
よく聞いてみると


「隼人頭いいねぇ〜ww」

「そんな! 勿体無いお言葉です! 十代目」


「本当 こんなやつのこと褒めなくていいよ姫」

「んだと 雲雀!!」

「ははは 落ち着くのな〜」

「くふふ」

「はひ! ここで暴れないでください!」

「極限にうるさいぞー!!」

「お お兄ちゃん」

「んだと 芝生頭!」


・・・こりゃぁ 豪華な顔ぶれだな
嵐 に

雲 に
・・・霧・・・骸か  クロームは・・・
ランボもいるだろうな
晴 に
笹川
あとハル

そして佐久間

メンドクサイ」
なにもなく出れるか? この家
・・無理だろうな
あっちには腐っても最強ヒットマンが入る
気配を消して行ってもいいがいなくなったのに気づいたら怪しまれるだろうな
さらなる捜索も入るだろう


覚悟を決めるか
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