本当の仲間
□四話 「かつての仲間」
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叫び声を聞き、雨等はその声のした場所へと顔を向けた
そこには 佐久間 姫が黒板消しの罠にはまりチョークの粉が頭に降りかかっている佐久間がいた
獄「十代目えぇぇぇぇ」
・・・うざいぞ 嵐。
山「あはははは〜 大丈夫か? 姫」
いや そこは笑うところじゃないだろう
京「ごっごめんね 姫ちゃん」
おっ
花「ごめん 姫。 沢田の奴に仕掛けた罠
だったけど あいつ後ろから入ってきて」
おぅおぅ 本人がいる前で堂々と
姫「ゴホッ ゴホッ だ 大丈夫だよ」
「大丈夫?」
「沢田の・・・」
など、さっきまで俺に向いていた視線が一気に佐久間へとむけられた
山「ごめんな〜 姫
沢田がこの罠にかかっていれば姫に被害はでなかったんだよな〜」
獄「すみません! 十代目ぇ」
おい 雨 てめぇ頭大丈夫か?
誰があんな分かりやすい罠に引っ掛かるんだよ!
・・・若干一名いたか・・・
姫「山本くん そんなことしちゃぁダメだよ?!
獄寺くんも 私は大丈夫だよ つっツナ君もごめんね」ビク ビク
獄「十代目ぇ あんな奴のご心配までされるなんて
なんと お優しい」
山「あはは〜 姫が優しいのは前から知ってるのな〜」
獄「うっせぇ! 野球バカ! そんなこと俺も知ってるっつーんだよ!」
花「まぁ そんな姫傷つける奴が若干一名いるけどね」