エピローグ

まず、未熟ですが「神様…なんで私なの?」を最後まで読んで下さった皆様に、ありがとう。

白血病と戦った10ヶ月間
私は、人一倍、家族の愛情を知った。
命の尊さ、苦しみ、悲しみ、辛さ、切なさ、そして楽しさ。
この10ヶ月の間、何度涙を流しただろう。
その中にも、笑顔はあった。支えてくれた家族。
変な話かもしれないが、白血病になったのが
自分の家族の誰でもなく、私で良かった。
もし、私ではなく家族の誰かが白血病になってたら
私はみんなみたいに、強く支えられただろうか、本人を目の前に、涙をかくすことができただろうか。
みんながいう、強い!
でも私は、そんなに強くない。今でもそう。
支えがあったから、強くみえていただけかもしれない。
本当に、本当に支えがあったから、ここまでこれました。

生きていて息をするのが当たり前だと思っていた。意識をして呼吸をしたことで、生きてるんだなって感じる事ができました。

将来死ぬのは当たり前で何も恐怖はなく…、他人事のようにそう思っていた
でも生きていて初めて死を近くに感じ、死の恐怖を知りました。
みんなには、「今は元気なの?」とよく聞かれる。
「うん、今は元気だよ!!」と言いかえす
本当に元気でやってます。
しかし、本音をいうと体的には、元気だがちょっとまだ不安もある。
再発したら…。という恐怖からは、今だに抜け出せないでいる。
退院して4年がたった今でも不安は残る。
時には、再発したらその時はその時だと思える時もあるが、逆に再発したら
次はどうなってしまうんだろうと不安になり恐怖になる事もある。でも今は元気でやっている。

入院して得たもの愛情。そして失ったもの周りの尊い命。そして放射線治療をうけたために不妊。

もし、白血病になっていなかったら
もう結婚して、子供もできていたのかもしれない。
私のお腹の中で育てる事ができなくなってしまった。
でも、その分生きるから。

昔から、将来は子供を産んで、母になって…と
それが当たり前だと思っていたことが、できなくなってしまった。

周りは皆、結婚して母になり、生活している。
友達と話をしていて、妊娠の話になると、まだ涙がこみあげてくる。
街を歩いて、久しぶりに中学時代の後輩に出会ったら、子供を抱いていた。
笑顔で話しをするものの、別れたあと涙がこみあげる。
もう不妊になって4年もたつが、まだまだこれから先、考えてしまうだろう。ゆっくり自分のペースでがんばろう。
なってしまったものは、もう仕方がない!
泣いたって何も変わらない事は、わかってる。
病気になったからって、自分が可哀想だとは思わないし、思わないでほしい。ただ、頑張ったって事だけは、わかってほしい。

この「神様…なんで私なの?」を書こうとおもったのは、1人でも多くの人に命の尊さをしってもらいたいと言う事。健康でいるだけで幸せだという事。みんな、誰でも1人ではありません。

これを読んで、元気になった。頑張ろうとおもえるようになってくれた人がいたら、かいてて良かったなっておもいます。
逆に、これを読んで傷ついて不安になった人がいたら、本当にごめんなさい。ただ素直に書くしかありませんでした。
これが、すべての気持ちです。

まだまだ、これから先、何がおこるかわかりません。
私は、一生懸命に生きます。

私の大切な皆様へ。

これからも、がんばっていきましょう。
強く強く、1日1日を大切に。
周りの命。命は尊く、儚い。
でも1人1人の命は、偉大なものです。
今まで、支えてくれた家族・友達・そして、このHPで私を知ってくれて応援してくださった皆様に
心からありがとうを伝えます。
最後までお付き合いしてくれて本当にありがとうございました。 2005年5月10日

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