VOCALOID拾いました。
□青年革命
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太陽の光が眩しくて起きたのは朝の7時。
5月だからなのか太陽は少し高い位置にある。
でもやっぱり眠い。
もう一眠りしよう。
そう思って窓とは反対側に向くとカイトがエプロン姿でにっこり笑っていた。
「マスター、おはようございます。」
「……んー?」
するとカイトはおでこをペチペチと叩いてきた。
「マースーターー」
「起きたーって、」
「二度寝しないで起きましょうね。学校遅刻しますよ?」
「遅刻、しても大ー丈ー夫ー」
「遅刻すると単位取れませんよ?単位落とすと卒業出来ませんよ?」
「おはようございます、カイト君。私は学校行きますよ。」
無気力な体を起こしてみるが眠気に負けてベッドに倒れてしまう。
「マスター!起きて!」
「おやすみなさい」
「マスター寝ないで下さい!」
そして再びおでこをペチペチ叩かれる。