頂き物
□身近なライバルはまさかの
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その日、円堂はイタリアエリアでフィディオとルシェと会っていた。 「マモルお兄ちゃーん!!」 「お!っと。あはは^^ルシェは元気だな!!」 「うん!だって、ルシェ、マモルお兄ちゃんと会えたのが嬉しいんだもん!」 「そっか^^俺も嬉しいぜ!」
と、仲良くじゃれあっている。周りからみてそれはとてもほのぼのとした光景だったらしい。一方、二人の少し遠くで、その光景を眺めていたフィディオは、 「(あぁ!マモルもルシェも可愛いなぁ!!俺とマモルが結婚したらルシェみたいな子が生まれるのかな///!)」 と、一人妄想を膨らませていた。それも鼻血を出しながら。これでは白い流星ではなく赤い流星である(キモい流星)。 「?どうしたんだ?フィディオの奴」
「…………」 「ルシェ?どうした?」 「……買nッ!う、ううん!何でもない!」 「そ、そうか?」