BOOK1
□君に届け!!流星ブレード☆
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「新しい技!!!どんな技だよ!教えてくれ!」
サッカー関係になると円堂君は喜ぶよね。
だから今日は“新しい技”って言う話題で君を釣ろ…誘ってみようと思って。
「あ、これだよ。」
はしゃぐ円堂君にさっそくその秘伝書を渡す。
「あれ?これシュート技じゃないか…」
「うん、流星ブレードだよ!」
「お前の技じゃんッ!しかも俺はキーパー。」
「でもリベロ円堂でもある。」
あの時はリベロ円堂として僕を倒しに来たのに…
好きだなぁ…あの僕を痛い位に睨む瞳。
試合開始時点でゾクゾクしちゃったよ、
「おーい、聞いてんのか?」
「あ!良いこと思いついたよ円堂君!」
ああー…なんだか嫌な予感が…
ヒロトが“良い事”何て到底良い事な訳、絶対ない。
「僕が技伝授してあげる!!!!」