BOOK1

□ライバル
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「マモル!Arrivederci!」

別れの空港。
一之瀬と一緒に送りに行った。
少し淋しそうだけど、元気に別れを言うフィディオ。
「じゃあなフィディオ!」
「バイバイ!もう来ないでね

笑顔で送り出す円堂とは裏腹に、黒い笑みの一之瀬。

「マモル!愛してる!」
「ふぇっ///」
ちゅっと名残惜しげに口づけて走って行くフィディオ。
それに激怒する一之瀬。


まぁ何よりフィディオと言う嵐が過ぎ去ってくれて良かった。
だけど、フィディオにもキスされてドキドキするのは一之瀬には内緒。


「一之瀬もフィディオも大好きだ!!!」
「ええ-!!!何それ!」




それから数日後、またまたフィディオが日本に遊びに来るのは言うまでもない。


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